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「運転が下手なせいではない」呼吸器が詰まった新車の悲鳴

佐藤 彩 アクセス  

新車なのに燃費が悪いなら理由がある

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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車を買ってまだ間もないのに燃費が異常に悪いと感じたら、漠然と運転習慣のせいだと片付ける前に部品を点検するのが賢明だ。燃料を効率的に燃焼させ、空気を正確に測定し、不要なガスをうまく循環させる部品が正しく機能しなければ燃費は出ない仕組みになっている。これらのうち一つでも汚れたり詰まったりすると、車の具合は良いのに燃費だけが悪化することがある。どの部品がこの役割を果たしているのか、一つずつ見ていこう。

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ECUの目が汚れると燃料を無駄に消費する

酸素センサーは排気ガス内の酸素量を測定して燃料噴射量を調整するECUの目の役割を果たす。このセンサーが汚れると燃料を過剰に噴射することになり、燃費が急激に悪化する。キャニスターパージバルブも同様に重要で、燃料タンクで発生する蒸発ガスを集めてエンジンに送って燃焼させる役割がある。故障するとガスが漏れたり過剰に流入したりして燃費悪化や始動不良を引き起こす。VVTソレノイドバルブは走行状況に応じてエンジンバルブの開閉タイミングを調整して燃費を向上させる重要な部品だが、オイルのカスで詰まると出力が落ちて燃料消費が増える。

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エンジンの呼吸経路に汚れがたまると燃費が悪化する

エアフローメーター(MAF)はエンジンに入る実際の空気量を測定する。センサーに汚れがたまると空気量を誤認して燃料を過剰に噴射させてしまう。吸気圧センサー(MAP)もマニホールド内部の圧力を測定して正確な燃料噴射を助けるセンサーだが、残留炭素が付きやすい部品だ。スロットルボディは運転者がアクセルを踏むときに空気が入るバルブだが、周囲に黒い残留炭素がたまると空気の流れが妨げられ、アイドリング時の振動や燃費悪化の原因となる。車の呼吸経路と考えれば、この経路が詰まると結局燃料でその不足を補おうとするわけだ。

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点火が弱くなると燃料が無駄になる

点火プラグはシリンダー内部で火花(スパーク)を飛ばして燃料を燃焼させる部品だ。寿命が尽きて火花が弱くなると燃料が完全に燃焼されずに無駄になり、燃費悪化の主因となる。カムシャフトポジションセンサーはエンジンのピストンとバルブの位置を正確に把握して最適なタイミングで燃料を噴射するのを助ける役割がある。このタイミングがずれると燃料が効率的に使われず無駄になる。結局、燃焼が不完全だと同じ量の燃料を入れても車の走行距離が短くなるのだ。

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停車中も燃料が無駄になる箇所がある

PCVバルブはエンジン内部でガス圧を調整する換気バルブだ。詰まるとエンジンオイルが汚染され、抵抗が生じて燃費に悪影響を与える。アイドリング制御バルブ(ISC)は信号待ちなど停車時にエンジンの回転数を安定させ、不要なアイドリング時の燃料消費を抑える。信号待ち中も燃料が無駄に消費されていることに気づかないことが多いが、このバルブがその部分を担当している。

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洗浄剤や部品交換で燃費の改善が期待できる

これらの部品は、大掛かりな修理なしに専用洗浄剤で汚れを落とすか、消耗品のバルブやプラグを適時交換するだけでエンジンの動きがスムーズになり、燃料を効率的に使用できるようになり、燃費の改善が見込める。車の燃費が急に悪化したと感じたら、上記の部品のどこが汚れているか整備工場で点検してもらうのが良い。高額な修理費用がかかる前に定期的に点検すれば、大きな出費をせずに燃費を改善できるだろう。

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