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SクラスもBMW7シリーズも上回る燃費13.6km/L、レクサスLS500hが更新したフラッグシップの水準

佐藤 彩 アクセス  

引用:レクサス
引用:レクサス

レクサス LS500h ハイブリッド 価格・燃費・装備ガイド

レクサスのフラッグシップセダン「LS」のハイブリッドモデルが、2025年9月25日に一部改良を受けて発売された。現行モデルは2017年の現行世代デビュー以来、マルチステージハイブリッドシステムと高い静粛性を武器に、プレミアムラージセダン市場での存在感を維持してきた。

パワートレインと燃費性能

LS500hは3.5リッターV6エンジンと交流同期モーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドを搭載する。システム最高出力は359ps(264kW)で、電気式無段変速機に4段の有段ギヤを組み合わせた独自の変速機構により、大型セダンとして力強い加速性能を発揮する。

燃費はWLTCモードで2WD(FR)モデルが13.6km/L、AWDモデルが12.5km/Lを達成している(国土交通省審査値)。市街地モードでは2WDが10.4km/L、高速道路モードでは15.2km/Lと、走行シーンに応じて幅広い燃費レンジを持つ。競合するメルセデス・ベンツ Sクラス、BMW 7シリーズといったフラッグシップセダンのハイブリッドモデルが一般的に9〜11km/L前後の燃費水準であることを踏まえれば、クラス内での効率性は高い。

回生ブレーキシステムの積極的な活用や、停車・減速時のエンジン自動停止機能により、市街地での燃料消費を抑える設計となっている。EV走行モードでは短距離の低速走行時に電気のみで駆動することも可能だ。

走行性能と乗り心地

マルチステージハイブリッドシステムは、エンジンとモーターの協調制御を通じて滑らかな変速フィールを実現している。低速域ではモーターが中心的に駆動を担い、高速域ではエンジンとモーターが最適な比率で協調することで、フラッグシップセダンに求められる静粛性と応答性を両立させている。

サスペンションはフロント・リヤともにマルチリンク式を採用し、全長5,235mm・全幅1,900mmの大柄なボディを安定して制御する。乗り心地の質感と静粛性はレクサスがとりわけ注力してきた領域であり、長距離走行での快適性を重視するユーザーから継続的に高い評価を受けている。

安全装備と快適装備

予防安全パッケージ「レクサス セーフティ システム+」が全車に標準装備され、プリクラッシュセーフティシステム、ダイナミックレーダークルーズコントロール、車線逸脱警報、ブラインドスポットモニターなどを含む。

インテリアはナッパレザーシート、ヘッドアップディスプレイ、マークレビンソン プレミアムサラウンドサウンドシステム、12.3インチ高解像度タッチスクリーンなどを採用。エグゼクティブグレードでは後席に22方向電動調整式リアパワーシートとオットマンが設定され、VIP送迎用途にも対応できる仕様となっている。

価格とグレード構成

2025年9月時点の車両本体価格は、Iパッケージが1,257万〜1,305万円、Fスポーツが1,379万〜1,427万円、バージョンLが1,557万〜1,605万円、エグゼクティブが1,725万〜1,773万円となっている(グレードにより2WD・AWDが選択可能)。ガソリンモデルのLS500との差額はハイブリッドシステム搭載による約146万円のプレミアムが設定されており、燃費性能と維持費の観点からトータルコストを検討したうえで選択することになる。

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