
今年発売50周年を迎えたホンダ・アコードが、北米市場で存在感を取り戻している。SUV人気が続く中でも販売台数を伸ばしており、2027年には大規模なマイナーチェンジが予告されている。
現行の11世代モデルをベースに、2027年下半期に大幅なマイナーチェンジを経て北米市場に投入される見込みだ。ホンダ北米製品企画担当のゲイリー・ロビンソン氏は「今回の変更はかなりの規模になる」と述べており、単なるデザイン修正ではなく、新車に近い印象を与えるほどの変更が行われるという見通しだ。

新型モデルには、ホンダが公開した「ハイブリッドセダンプロトタイプ」のデザイン要素が反映されると見られる。ヘッドライトはさらに薄くシャープになり、フロントグリルとテールランプも一新される見込みだ。内装には大型インフォテインメントディスプレイが採用されるとみられる。
注目すべきは販売動向だ。SUVが市場を主導する北米でも、最近は経済性と燃費を重視するセダンを再び求める消費者が増えている。燃料費と車両価格の上昇を背景に、合理的な選択肢としてセダンが再評価されているのだ。実際、アコードの北米販売台数は前年比約30%増加し、明確な回復傾向を示している。北米では依然としてホンダを代表する主力セダンとして健在だ。

ロビンソン氏は「最近セダンを選ぶ消費者はデザインと運転の楽しさを重視する傾向がある」と述べた。それに伴い、マイナーチェンジモデルには新型プレリュードに搭載された仮想変速システム「S+シフト」が採用される可能性も浮上している。ただし、一部で期待されていたV6エンジンの復活可能性は低いと見られ、マイナーチェンジモデルは既存のガソリンとハイブリッド中心のパワートレインを維持する可能性が高い。
一方、ホンダは電動化戦略でもハイブリッドに重点を置いている。製造コストを約30%削減し、燃費を約10%向上させた次世代ハイブリッドシステムと電動式四輪駆動(AWD)システムを開発中であり、2030年3月期末までに、主に北米市場を中心に世界で次世代ハイブリッドモデル15種を順次投入する計画だ。











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