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2026年9月11日(金) 東京 --

ウクライナのドローン、3,200キロ飛行しロシア「ガスの首都」を攻撃

ロシア本土の最深部を攻撃

ゼレンスキー大統領専用機、モルドバ離陸時に

ロシアのドローンと衝突寸前

3行要約

・ロシアの天然ガスの80%を生産するヤマロ・ネネツの施設を攻撃
・黒海のノボロシースクにある石油ターミナル・軍港を攻撃
・ロシアのドローンによる反撃でキーウ・オデーサに死傷者

引用:X
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ウクライナのドローンが、ロシアとの国境から約3,200キロ離れた同国の中核的なガス施設を攻撃した。ウクライナ特殊作戦軍は9日(現地時間)、「ロシア北極圏に位置するヤマロ・ネネツ地域のプーロフスキー地区とノヴィ・ウレンゴイにあるガス処理施設を攻撃した」と発表した。2022年にロシアがウクライナへの侵攻を開始して以降、ロシア領内で最も奥深い地域への攻撃となり、ドローンは目標まで3,000キロ以上を飛行したとされる。

ノヴィ・ウレンゴイは、ロシアの非公式な「ガスの首都」と呼ばれる。ロシアの天然ガスの80%がこの一帯で生産されている。ロシアのエネルギー企業ガスプロムは2020年時点で、この地域のガス資源を26兆5,000億立方メートルと推定した。世界のガス需要を6年以上賄える規模で、年間1,950万トンの原油と天然ガスを処理するほか、軍需向けのディーゼル燃料なども生産している。ウクライナ側は「ロシアはこれまで、ここを前線から遠く離れた完全に安全な地域だと考えていた」とした。

引用:X
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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、今回の攻撃がロシア経済に与える打撃に言及し、「ロシアに対して完全に公正な形で対応し、敵がそれを実感できる形で対応することが重要だ」と述べた。ドローンや弾道・巡航ミサイルを生産するウクライナの防衛企業ファイヤーポイントは、今回の攻撃に自社製ドローンが使われたとして、「誰が3,300キロ以上飛行して目標に命中させたのか、当ててみてほしい」とSNSに投稿した。

ウクライナは同日、ロシア南部クラスノダール地方の黒海の要衝ノボロシースクも攻撃した。ゼレンスキー大統領は「ロシア海軍基地を攻撃し、石油ターミナルや軍港施設、巡航ミサイルを搭載した海軍艦艇などに被害を与えた」と主張した。黒海沿岸のソチでも、ウクライナの水上ドローンが海岸の堤防を攻撃し、8人が負傷したとロシアのタス通信が報じた。

一方、ロシアもドローンで反撃した。ウクライナ当局によると、ロシアのドローンが同日、ウクライナ南部オデーサ地域にあるウクライナ・モルドバ国境の検問所を攻撃し、2人が死亡、3人が負傷した。首都キーウもロシアのドローン攻撃を受け、1人が死亡し、14人が負傷した。市内各地で火災が発生し、企業や学校が通常通り運営できなかったと伝えられている。

また、ノルウェーのヨナス・ガール・ストーレ首相は前日、ハーラル5世国王の葬儀に出席するため移動していたゼレンスキー大統領の専用機が、モルドバから離陸する際にドローンと衝突しそうになったと明らかにした。モルドバ政府は「ロシアのドローンがモルドバ領内に墜落したことが確認された後、ゼレンスキー大統領の専用機の離陸を許可した」と説明した。ゼレンスキー大統領はオスロで行われた葬儀に出席した後、ノルウェー政府高官らと会談し、防空システムへの支援を含む軍事支援について協議した。

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