JALと大韓航空が戦略提携…コードシェア大幅拡大へ
貨物輸送やSAF共同調達でも協力…JALは韓進カル株を取得

大韓航空と日本航空(JAL)が戦略的パートナーシップを結び、共同運航(コードシェア)の拡大などで協力を強化する方針だと、日本経済新聞(日経)や読売新聞などが4日報じた。
日本航空は4日、パートナーシップの締結を発表し、12月の大韓航空によるアシアナ航空統合を機に、コードシェアやマイレージ提携の対象となる便を大幅に増やす計画だと明らかにした。
大韓航空の日本路線は週250便で、アシアナ航空との統合後には400便に増える見込みだ。
日経は、大韓航空が統合後もアシアナ航空が運航してきた路線を維持する方針であるため、日本航空とのコードシェア対象便が大幅に増えると伝えた。
両社はタスクフォースを発足させ、貨物事業での協業や、クレジットカードなどを活用した共同マーケティング、グランドハンドリング(地上での航空機の安全運航を支援する業務)での協力などを模索する。
また、客室乗務員の訓練施設の相互利用や人材交流も進め、次世代航空燃料である持続可能な航空燃料(SAF)の共同調達なども検討する計画だ。両社は分野別に実務会議を開き、年内にロードマップを作成する予定だ。
一方、日本航空は大韓航空の持ち株会社、韓進カルの株式を取得したとも発表した。出資比率と取得額は非公開としている。
これに関連し、大韓航空は「韓進カルの長期的な市場価値などを考慮したうえでの出資判断だ。投資の詳細については把握していない」と説明した。
日本航空のロス・レゲット専務は「航空の枠を超えた協業でノウハウを共有し、業界をリードする。ファンドを通じたスタートアップ投資も検討する」と述べた。


