「企業価値300兆円超?」アンソロピックの上場観測、OpenAIを上回った“意外な勢い”

人工知能(AI)モデル「クロード」を開発するアンソロピックの上場時期が予想より約1ヶ月遅れ、11月3日の米中間選挙直前になる可能性が取り沙汰されている。
5日(現地時間)ロイター通信によると、アンソロピックは今週予定していた企業公開(IPO)目論見書の公開を9月末に延期した。ロイターは関係者の話として、アンソロピックが10月中旬にIPOマーケティングを開始すれば、10月末か11月初旬に上場できると報じた。
アンソロピックは6月に米国証券取引委員会(SEC)に非公開書類を提出してIPO手続きに着手し、市場では9月の上場観測が出ていた。ロイターは市況や規制審査など上場準備過程でIPO日程が頻繁に調整されると説明した。
アンソロピックは上場に先立ち、150億ドル(約2兆3,435億1,100万円)規模のリボルビング・クレジットラインを調整中だ。リボルビング・クレジットラインは当座貸越のように借入可能な最大額を指す。
アンソロピックの上場後の企業価値は2兆ドル(約312兆4,681億4,000万円)に達すると見込まれている。アンソロピックは7月時点で年換算売上高が650億ドル(約10兆1,552億1,500万円)を突破し、ライバルのオープンAI(年換算売上高400億ドル(約6兆2,493億6,300万円))を上回った。第2四半期には調整後営業利益ベースで創業以来初の黒字を計上した。
