イランが対米報復を宣言…ヨルダン・アカバ各地で爆発相次ぐ
ミサイル・無人機による報復攻撃開始…米軍空爆で結婚式中の民家被災、死者4人に

イランが米国の空爆に対する報復を予告する中、ヨルダンの都市アカバでは1日夕方(現地時間)から複数の場所で爆発が起きた。
これらの爆発は、米軍が同日これに先立ちイランを空爆し、イラン軍がミサイルや無人機による報復攻撃を開始した後に発生した。
1日、米国とイランは6か月にわたり断続的に続いていた攻撃を本格的に再開し、激しい攻撃を応酬して戦況が激化した。
米軍の空爆により、イランの民家で結婚式を挙げていた人々のうち2人が死亡し、数十人が負傷したとイランの現地当局者が明らかにした。
ほぼ1か月にわたり比較的静かだった交戦が突然再開されたのは、国際原油価格の急騰により、米共和党が11月の中間選挙を前に不利な状況に置かれているためだ。
このように戦闘が急速に再開されたのは、これまでドナルド・トランプ米大統領がイランに対して「経済戦争」を宣言し、制裁を通じてイランを屈服させようとする政策が国内政治上、不利に働いていると判断したためだ。
トランプ大統領は「すでに失敗国家となったイランが、われわれの正当な攻撃に報復するなら、今後はさらに強力で、より高いレベルの攻撃を受けることになる」とソーシャルメディアを通じて警告した。
米中央軍(CENTCOM)は、今回の空爆はイランによる民間船舶や中東に駐留する米軍の基地への攻撃に対する報復だとしている。
イラン国営メディアは、米国の空爆が民間の住宅地や南部沿岸、民間空港に集中したと非難した。
イラン南部のクエスタクでは、結婚式が行われていた民家が爆撃され、2人が死亡し、50人余りが負傷したとイラン国営テレビが報じた。
その後、イラン赤新月社の救援隊は、死者が子ども1人を含む4人に増えたと明らかにした。
米中央軍はこの報道について、米メディアからコメントを求められたものの、何もコメントしなかった。
イラン国営IRNA通信は、イラン軍と統合参謀本部、準軍事組織の革命防衛隊がいずれも報復に向けた「強力かつ広範な攻撃」を予告しており、こうした攻撃はイラン軍の戦意をさらに高め、世界の原油の約20%が通過するホルムズ海峡の封鎖をより強力かつ実効的なものにするだけだと報じた。
