ウルグアイの医大教室で19歳女子学生襲撃…「一方的な執着」同級生が凶器で重傷負わせ
容疑者の元同級生らが過去の問題行動を告発…女子生徒への脅迫や性的暴力、虐待を証言

ウルグアイの名門国立大の教室で、10代の男子学生が同級生を凶器で襲い、重傷を負わせる事件が発生した。警察は今回の事件を「フェミサイド未遂」とみて捜査を進めている。
アルゼンチンの日刊紙ラボーズなど南米メディアは、2日(現地時間)、ウルグアイ共和国大学医学部の教室で、10代の学生同士による襲撃事件が起きたと報じた。
容疑者の19歳男性は、同い年の女性Aさんがいた教室に入り、Aさんに近づいた後、コートの中から凶器を取り出して襲った。
Aさんが倒れた後も攻撃が続いたため、現場にいた他の学生らが直ちに介入し、容疑者に暴力を加えながら警察が到着するまで取り押さえたとラボーズは伝えた。
この攻撃でAさんは顔に2か所の裂傷、首にも複数の切り傷を負ったほか、右腕の腱や筋肉、骨を損傷する重傷を負った。救急搬送されたAさんは現在、命に別状はないものの、病院で集中治療と経過観察を受けている。
モンテビデオ警察の関係者は記者会見で、今回の事件を「フェミサイド未遂」とみて捜査していると明らかにした。
被害者の知人によると、2人は以前、交際関係など特別な関係にあったことはなかったが、容疑者は2026年初めからAさんに一方的な執着を見せていたという。
現在、鑑識班が現場の鑑識作業を進めており、容疑者は司法当局に身柄を引き渡され、正式な起訴手続きが進められる見通しだ。
事件が報じられると、容疑者の過去の暴力的な言動も明らかになった。容疑者が卒業したサリナス第1高校の同窓生らは声明を発表し、過去の暴力的な行為などを告発した。
同窓生らの声明によると、容疑者は学生時代、複数の女子生徒に対し、脅迫や性的暴力、虐待を繰り返していたという。特に、普段から「女性は皆殺しにしなければならない」といった脅迫的な言葉を日常的に口にしていたと、同窓生らは証言した。
