
ホンダが生産終了となったコンパクトSUVのエレメントの復活を検討していることが明らかになり、市場の注目を集めている。
米ITメディアのEngadgetが24日(現地時間)に報じたところによると、ホンダは2029年にエレメントをハイブリッドSUVとして再投入する計画を進めているという。新型モデルはフォード・ブロンコ・スポーツと競合するコンパクトSUVとして開発され、ホンダのラインアップではHR-VとCR-Vの中間に位置づけられる見込みだ。
復活の背景には、コンパクトオフローダー市場の拡大がある。フォード・ブロンコ・スポーツのように、小型ながら悪路走行にも対応した車両の人気が近年高まっており、ホンダはこの需要を取り込もうとしているとみられる。生産はオハイオ州の工場で行われる予定で、販売初年度には約10万台の販売を目指すとされている。
エレメントは2011年に販売不振で生産終了となったが、その後も熱心なファン層を維持してきた。カーペットを排した樹脂製フロアで手入れが容易だった点や、後部座席をキャンプや荷物積載用に折りたたんだり取り外したりできる高い汎用性が特徴だった。こうした実用性の高さが評価され、現在も路上でその姿を見かけることは珍しくない。
新型モデルがHR-VとCR-Vの中間に位置づけられる場合、価格帯は3万〜3万5,000ドル(約460万〜540万円)程度になると予想される。ただしホンダは、一連の報道に対して具体的な製品計画を公式に認めていない。エレメントが生産終了後も根強い人気を保ち続けてきた点は認めたものの、今後の製品展開については言及を避けた。











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