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静粛性を高め六十ワット急速充電も解禁、レクサスLM500h一部改良の全容

佐藤 彩 アクセス  

引用:レクサス
引用:レクサス

レクサスLM500h一部改良モデル、静粛性と快適装備をさらに磨く

2026年4月、レクサスのフラッグシップMPV「LM500h」が一部改良を受けて発売された。2023年10月の現行2代目デビューから約2年半での改良となる。

今回の主な変更点は走行快適性の向上に集約される。両グレード共通で走行騒音を低減する新設計のタイヤトレッドパターンを採用し、室内静粛性をさらに高めた。4人乗り上級仕様「EXECUTIVE」にはドア開閉時に地面を照らすウェルカムイルミネーションが追加されたほか、リア席用冷蔵庫のホールド機構が改良され、走行中のボトルの揺れが抑制されている。充電環境も刷新され、USBタイプCポートは最大60Wの給電に対応。スマートフォンの急速充電に加え、ノートパソコンの使用も想定した仕様となった。パワートレインは従来から変更なく、2.4Lターボハイブリッドシステムを継続搭載する。

価格と燃費

日本市場での価格は「version L」(6人乗り)が1,520万円、「EXECUTIVE」(4人乗り)が2,030万円。燃費はWLTCモードでversion Lが13.8km/L、EXECUTIVEが13.3km/Lとなっている。同クラスのプレミアムミニバンとして、エコカー減税の対象となる。

パワートレインと走行性能

搭載するのは2.4リッター直列4気筒ターボエンジンとフロント・リアの2モーターを組み合わせたハイブリッドシステム。システム最高出力は371PSで、駆動方式はDIRECT4と呼ばれる電動AWDを採用。前後輪のトルク配分を100:0から20:80の範囲でリアルタイムに制御し、路面状況を問わず安定したトラクションを確保する。トランスミッションは6速ATで、0-100km/h加速は8.2秒。ミニバンとしては俊敏な動力性能を持ちながら、サスペンションの熟成により乗り心地も優れている。

内外装とスペース

外観はレクサス共通のスピンドルグリルとLEDヘッドランプを組み合わせた端正なフロントマスクを持つ。ホイールベース3,000mmの車体を活かした室内空間は広く、全席で十分なレッグルームを確保。EXECUTIVEの後席には電動リクライニングやオットマン、マッサージ機能、専用エンターテインメントモニターを装備する。version Lは3列シート6人乗りで、荷室はシート格納により大幅な積載スペースの拡張が可能だ。

先進安全装備はレクサスセーフティシステム+を標準搭載。衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロールに加え、360度パノラミックビューモニターと自動駐車支援システムを備え、全長5,125mm・全幅1,890mmの大型車体の取り回しを支援する。ソフトウェアはOTA(Over the Air)方式でのアップデートに対応しており、常に最新機能の利用が可能だ。

競合との位置づけ

同クラスのプレミアムMPVとしてはメルセデス・ベンツVクラスが直接の競合となる。2024年10月にマイナーチェンジを実施したVクラスに対し、LM500hはハイブリッドシステムによる燃費優位性と、レクサスならではの後席快適装備を強みとして訴求する。一部改良後も価格帯と装備水準の面で高い評価を維持しており、発売後の市場での引き合いは強い。

佐藤 彩
content@dailyview.net

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