
プジョーがブランドを代表する高性能モデル、208 GTiの復活を予告していたが、そのモデルが正式に姿を現した。今回はガソリンエンジンではなく、純電気自動車(BEV)としての復活となる。プジョーは13日、ル・マン24時間レースの地で新型E-208 GTiを世界初公開した。
新型モデルは前年のル・マン24時間レース開幕前に公開されたコンセプトカーをベースに開発されており、プジョーは量産型モデルがコンセプトカーと非常に近いデザインを維持していると説明している。
GTiの魂を受け継ぐスポーティなデザイン
外観は既存のe-208よりさらにスポーティに仕上げられている。新デザインのライオンエンブレム周囲にはレッドのアクセントが加えられ、フロントグリルとライト内部にもレッドのディテールが採用されている。

車体各部にはGTi専用の意匠が随所に盛り込まれており、ブラックのサイドミラーや専用ホイールアーチ、208 GTiバッジなどが特徴的な要素として挙げられる。また、空力性能を考慮した7本スポークホイールとレッドのブレーキキャリパーも装着されている。
リアには新たなスポイラーと大型ディフューザーが採用され、センターにはモータースポーツスタイルのブレーキランプも設けられている。
280psの電動ホットハッチへ進化
パワートレインには純電気システムが採用されている。54kWhバッテリーと最高出力280psの電動モーターを搭載し、最大トルクは345Nmを発生する。0-100km/h加速は5.7秒で、最高速度は180km/hに制限されている。

高性能走行に向け、機械式LSD(リミテッドスリップデフ)も採用されており、プジョー伝統の俊敏なハンドリングも健在だ。
375kmの航続距離を目指す
充電性能も強化されており、100kW級のDC急速充電に対応する。バッテリー残量20%から80%まで約30分での充電が可能だ。

航続距離については、コンセプトカー公開時には350km程度とされていたが、その後公開されたメーター画像では最大375km程度が表示されている。
電気自動車時代の新たなホットハッチ市場を狙う戦略モデルと位置づける見方があり、小型高性能車の系譜を受け継いできたGTiの名が電動化時代にも競争力を発揮できるかが注目される。












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