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2026年9月13日(日) 東京 --

「ゴルフを見に来る」トランプ大統領訪問にアイルランド緊張…政府は「デモ隊を見せない」対応へ

警備要員約4,000人を投入、訪問「歓迎せず」は3分の2超…ダブリンなどで反トランプデモも

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ドナルド・トランプ米大統領の訪問を前に、アイルランドで緊張が高まっている。

トランプ大統領は週末の12~13日(現地時間)、自身が所有するドゥーンベグのゴルフ場で開かれるアイリッシュオープンを観戦するため、アイルランドを訪れる。

ポリティコ欧州版は11日、アイルランド政府の最優先課題は、できるだけデモ隊がトランプ大統領の目に入らないようにし、首都ダブリンの中心部を避け、比較的警備しやすい公園や西海岸のゴルフ場を中心に日程を組むことだと報じた。

ある高官は「今回のアイルランド訪問は招待を受けて行くものではなく、ゴルフを見に来るものだ」とし、「我々は彼がダブリンをできるだけスムーズに、問題なく通過できるようにしなければならない。笑顔で写真を撮り、摩擦が起きないようにする」と述べた。

引用:EPA通信
引用:EPA通信

トランプ大統領は、カタールから贈られた新たな大統領専用機「エアフォースワン」でダブリン空港に到着し、専用ヘリコプター「マリーン・ワン」で、ダブリンの広大な公園で外交行事の主要な舞台でもあるフェニックス・パークに直行する予定だ。

アイルランド側はトランプ大統領を迎えるため、フェニックス・パーク内の動物園やレジャー施設などを10日から閉鎖することになったが、その結果、ダブリン中心部にある米国大使館の新築予定地への訪問を希望していた米政府が当初検討していた訪問案は見送られることになったと、ポリティコは伝えた。

高官は「首都のど真ん中で着工式を行うとなれば、警備面でも移動面でも悪夢になるところだった」と述べた。

フェニックス・パークでの日程やドゥーンベグのゴルフ場への移動を安全に進めるため、約4,000人の警備要員が投入される。このうち約1,000人は、米シークレットサービスの要員や、対ドローン装備を扱う警備要員など米国側の人員だと伝えられている。

アイルランドでは、トランプ大統領の訪問を歓迎する声は多くない。最近、サンデー・インディペンデントと世論調査会社Ireland Thinksが実施した世論調査では、今回の訪問を歓迎しないと答えた人が3分の2を超えた。

しかし、アイルランド政府はトランプ大統領との摩擦をできるだけ避けようとしている。

多くの米国の大手IT企業や製薬会社が税制上の優遇措置を求めてアイルランドに欧州本部を置いており、これらの企業がもたらす経済効果は、アイルランドにとって極めて重要な成長の原動力となっている。

引用:AFP通信
引用:AFP通信

このため、トランプ大統領が2025年初めに政権に復帰すると、アイルランド政府はトランプ政権から「攻撃の標的」にされないことを、対米関係の最重要課題としてきた。ミホル・マーティン首相のホワイトハウス訪問と首脳会談も、2年連続で大きな摩擦なく行われたと評価されている。

アイルランド当局者は「我々が米国に大きく依存しているという事実から逃れることはできない」とし、「だからこそ、トランプ大統領は我が国で全面的な歓迎を受けるだろう」と強調した。

アイルランド政府の努力とは別に、反トランプデモは続く予定だ。

12日、ダブリンではトランプ大統領のガザ地区、移民、気候変動を巡る政策に抗議する「トランプ大統領は招かれざる客」とするデモが行われる予定で、ドゥーンベグや近隣のシャノン空港周辺でもデモが行われる見通しだ。

また、アイルランドの象徴的な国家元首であるキャサリン・コノリー大統領とトランプ大統領の会談についても懸念の声が出ている。左派的な立場で知られ、パレスチナ人を強く支持してきたコノリー大統領は、就任前の2019年にトランプ大統領がアイルランドを訪問した際、反対デモに参加するなど、トランプ大統領を公然と批判してきた人物だ。

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