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2026年9月15日(火) 東京 --

トランプ大統領、イラン特使を「蚊帳の外」に…副大統領のIAEA演説は実現せず

エスラミ・イラン副大統領、開会式での演説を拒否される

国連の要請にも関わらず…米国の圧力でオーストリアが阻止

米エネルギー長官が代わってイランに警告へ

引用:AP通信
引用:AP通信

イラン原子力庁長官を兼任するイランのモハンマド・エスラミ副大統領(核担当)が、オーストリア・ウィーンで開かれる国際原子力機関(IAEA)総会の開会式で演説できなくなった。オーストリアが入国を拒否したためで、米国のドナルド・トランプ政権の圧力が影響したという。イランの最高位の特使が総会開幕時に発言できなくなったことから、今週後半には、より地位の低い別の代表が代わりに演説する可能性もある。

14日(現地時間)、ブルームバーグ通信によると、エスラミ副大統領は13日、国連の核監視機関で演説する予定だったが、オーストリアへの入国を拒否された。これに先立ち、イランのメフル通信は12日、エスラミ副大統領が総会出席のためテヘランを出発したと報じていた。

米国関係者によると、国連はエスラミ副大統領がオーストリアに入国できるよう制裁の適用除外を要請したものの、米国の要求を受けて認められなかった。エスラミ副大統領の出席や開会式での演説は、国際社会がイランに信頼を寄せていると受け取られる可能性があった。

米国とイスラエルがイランに核兵器の放棄を求めて続けている戦争は、7か月目に入っている。トランプ大統領は、この戦争はイランによる核兵器の取得を阻止するために不可欠だと強調してきた。米国はイランに対し、核兵器を開発したり保有したりしてはならないと改めて警告し、圧力をかけている。

一方、米国のクリス・ライト・エネルギー長官はこの場を利用し、イランに警告を発する予定だ。「イランは絶対に核兵器を開発したり、取得したりしてはならない」という米国の立場は明確だと強調する見通しだ。匿名を条件に取材に応じた政権関係者によると、ライト長官は「イランはIAEAに全面的に協力し、保障措置上の義務を履行するとともに、IAEAが任務を遂行するために必要なアクセスを認めなければならない」と述べる予定だという。

今回の措置は、IAEAがイランの「ピックアックス・マウンテン(つるはし山)」で建設活動を確認したと警告した後に取られた。この場所には強固に防御された施設があり、核関連活動が行われているとみられている。最近、トランプ大統領は「ピックアックスで若干の活動がある」と述べ、イランに対し「小細工をするな。さもなければ、われわれは徹底的に攻撃する」と警告した。

ライト長官は、IAEAの「創設理由」についても強調する予定だ。IAEAの存在目的には、核セキュリティーだけでなく、保障措置の検証や加盟国への平和利用のための原子力技術の提供も含まれるという。ライト長官は「IAEAは運営効率を優先し、加盟国が拠出したすべての資金が、核不拡散体制を支えるという根本的な約束を守るために使われるようにすべきだ」と求める見通しだ。

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