「カナダは米国との合意を望んでいる」トランプ氏が発言…カナダでは”米国製品の不買”が拡大

ドナルド・トランプアメリカ大統領が、カナダとの貿易協定が近く合意される可能性があると明らかにした。
ロイター通信によると、トランプ大統領は12日(現地時間)、アイルランド・ダブリンでミホル・マーティンアイルランド首相と会談した後、取材陣に対し「カナダは(アメリカとの貿易)和解を非常に望んでいる」と述べた。
トランプ大統領は続けて「カナダはアメリカの農民をより良く扱うべきだ」とし、「彼らが我々の農民に関税を課してはならない」と主張した。そして「カナダとの和解をすぐに見ることになるだろう」と付け加えた。
トランプ大統領はこれまで、カナダの農業分野の貿易政策がアメリカの生産者に不公平だと主張し、関税撤廃を要求してきた。しかし、具体的な交渉の進展状況や和解の時期、対象品目などについては言及しなかった。
トランプ大統領の言葉とは裏腹に、カナダではアメリカ産製品の不買運動も続いている。
ロイターは「一部のカナダの流通業者はアメリカ産農産物の比率を減らし、スペイン・ブラジル・ホンジュラスなどに供給先を多様化している状況だ」とし、「カナダのアメリカ産野菜の輸入比率は2023年7月の69%から今年7月には62.6%に低下した」と伝えた。
カナダ政府も冬季の国内生産拡大のため、今後10年間で温室や垂直農場などに約30億カナダドル(約3,300億円)を投資する計画だ。
