台湾・パナマの議会交流に中国「台湾問題で一線を越えれば深刻な結果」
中国外務省、パナマ議員による台湾との交流団体結成に反発

パナマ議会の一部議員が台湾との交流団体を結成したことについて、中国政府は「一線を越えれば深刻な結果を招くことになる」と警告した。
中国外務省の郭嘉昆報道官は14日の定例記者会見で、パナマ・台湾立法院超党派交流委員会が最近設立され、米国の議員もオンライン会議に参加したことについて、こうした立場を明らかにした。
郭報道官は「世界には『一つの中国』しかなく、台湾は中国領土の不可分の一部だ」とした上で、「中国は、中国と国交のある国が台湾当局といかなる形であれ公式な交流や接触を行うことに断固反対する。いかなる外部勢力による中国の内政への介入や干渉も容認しない」と強調した。
続けて、「一部の政治家に対し、情勢を正しく認識するよう忠告する」とし、「台湾問題で一線を越えれば、必ず深刻な結果を招くことになる」と述べた。
これに先立ち、対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)のメンバーが主導し、パナマ議会の一部議員が今月8日、台湾立法院とともに超党派の議会交流委員会を正式に発足させたと、台湾の中央通信社が9日に報じた。
IPACは世界45カ国・地域にまたがる議会間連盟で、300人を超える議員が参加しており、中国に対して強硬な立場を取っているとされる。
今回の交流委員会に参加したパナマ議員は、パナマ議会の全71議員のうち46人に上るという。
これを受け、在パナマ中国大使館も同日、WeChatのアカウントを通じて報道官名義の声明を発表し、「パナマの議員が、中国の一省のいわゆる立法機関と『交流委員会』を設立したことは、中国の内政に対する露骨な干渉だ」と非難した。
同交流委員会は今月8日に正式な発足式を行い、共和党のマリオ・ディアスバラート米下院議員も祝意を示すビデオメッセージを送ったという。
