
トヨタが、ジャパンモビリティショー2025で超高級クーペのコンセプトカー「センチュリークーペ」を公開した。 トヨタの最上位モデルである「センチュリー」の新たな方向性を示すモデルで、市販化の可能性やV12エンジン搭載の有無について、関心が集まっている。 「センチュリー」は、日本を代表する最高級車として知られている。今回のクーペコンセプトは、従来のショーファードリブン中心のイメージから踏み出し、高級GTセグメントへの参入可能性を示すものとみられている。
V6 PHEVか、V12復活か…パワートレインへの関心が高まっている

最大の焦点はパワートレインだ。現行のセンチュリーSUVに採用されている3.5リッターV6プラグインハイブリッドシステムが、有力候補の一つとして取り沙汰されている。 一部の海外メディアは、V8ハイブリッドやV12ベースのハイブリッドシステムが採用される可能性にも言及している。特にV12が実現すれば、大きな話題を呼ぶことになりそうだ。 トヨタは過去に、2代目「センチュリー」に5.0リッター自然吸気V12エンジンを搭載していた。ただし、現時点でエンジン構成や詳細な仕様は公表されておらず、確定情報はない。

VIPを意識した独自の室内設計を採用
VIP乗員を念頭に置いた独自の室内設計も採用されている。一般的なラグジュアリークーペとは異なり、助手席側の空間をVIP向けの専用エリアとして仕立てている。 シートは右側に前後2席、左側に1席を配置し、VIP席の前には大型ディスプレイとフットレストを備える。運転席まわりも独立感を持たせ、プライバシー性を高めている。 ただし、市販化される場合は、シート配置や乗車定員が変更される可能性もある。

ロールス・ロイスやベントレーも視野に、超高級GT市場を狙う
「センチュリークーペ」には、ダイナミックリアステアリング、電子制御エアサスペンション、アクティブノイズコントロールなどの先進技術が採用される可能性がある。 2027年以降の発売を予想する声もあるが、公式なスケジュールは発表されていない。価格も現行のセンチュリーセダンやセンチュリーSUVを上回る水準になる見込みだ。 業界では、「センチュリークーペ」はベントレー「コンチネンタルGT」やロールス・ロイス「スペクター」などが属する超高級車市場を見据えたモデルとみられている。 V12エンジンが実現すれば、希少性と象徴性を兼ね備えた、トヨタの新たなフラッグシップとして際立った存在になるだろう。











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