
トヨタが米国市場で最も人気のSUVの一つである新型RAV4の生産を本格化した。供給が需要に追いつかないほどの高い人気が続いているため、現地生産の拡大を通じて供給量の確保に乗り出したのだ。
RAV4は米国SUV市場を代表するモデルとして定着した。高い商品性とハイブリッドモデルの人気に支えられ、安定した販売量を記録しており、一部地域では車両を待つ顧客リストが数百名に達するほど需要が集中している。新車がディーラー展示場に到着する前に契約が完了するケースも続いている。

トヨタはこのような需要に対応するため、生産体制の再編に着手した。米ケンタッキー州ジョージタウン工場で次世代RAV4ハイブリッドの生産を開始し、生産拡大のために約20億ドル(約3,000億円)を投資した。
トヨタ・ケンタッキー社長のケリー・クリーチ氏は「顧客が望む車両を継続的に供給することが我々の目標だ」と述べ、「新型RAV4ハイブリッドの生産は顧客需要に応えるための重要なステップだ」と語った。

現在RAV4は北米3か所の工場で生産されており、ケンタッキー工場は年間4万台規模の追加生産能力を確保した。トヨタはこれにより供給不足の状況を緩和し、北米市場での競争力をさらに高める方針だ。
実際の市場反応も熱い。業界によると、RAV4は5月の在庫回転率が97.6%に達したといい、生産車のほとんどが短期間で消費者の手に渡っていることを示している。

ただし、新型モデルへの切り替え期には一時的な販売減少も見られた。次世代モデルの生産ラインへの移行に伴い、供給量が一時的に落ち込んだためだ。業界はこの期間RAV4の販売量が約40%減少したと分析している。
一方、トヨタはRAV4の生産拡大を足がかりに電動化戦略を加速させる構えだ。ケンタッキー工場はハイブリッド車の生産拠点としての役割を超え、今後は電気自動車の生産基地としても活用される予定だ。トヨタは2026年から新型ハイランダーの電気自動車生産も開始する計画だ。











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