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浴室に冷蔵庫、テレビまで揃えたハイエース、前オーナーが作った”移動式ワンルーム”

佐藤 彩 アクセス  

引用:SNS
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30年以上が経過したトヨタのバンが、中古車市場で話題を集めている。外見は古い日本製ワゴン車そのものだが、内部を見ると印象は一変する。この車両は寝室や冷蔵庫、テレビはもちろん、温水シャワー設備まで備えたユニークな移動式生活空間に改造されている。

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話題の車両は1994年式トヨタハイエース・グランドキャビンだ。日本国内向けモデルとして販売された車両で、現在は米国で正式に登録済みだ。走行距離は約27万1,000kmに達するが、この物件が注目を集める理由は高い走行距離よりも独特な内装にある。

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前オーナーは長距離旅行と車中泊に最適化されたバンへと仕立て直した。内装は全体的に刷新され、ワインレッドのレザーシートにキルティングステッチが施されており、古い車両という印象をほぼ払拭している。センターコンソールにはウッドパネルと金属製カップホルダーが追加され、高級感も演出した。

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前席スペースも目を引くが、真の見どころは後部スペースにある。内部には40リットル容量の冷蔵庫が設置され、壁掛けテレビやエアコン、内蔵スピーカーも備わっている。シートはフラットに折りたたむことができ、広々としたベッドスペースに早変わりする。単なる車中泊用バンを超え、小型キャンピングカーに近い構成だ。

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最もユニークな部分はトランクスペースだ。通常なら荷物を積むスペースが独立した浴室に改造されている。ドアで仕切られた空間には防水加工が施され、白とピンクを組み合わせた洗面台と収納棚も備わっている。さらに温水シャワー設備も装備されており、移動中でも簡単なシャワーが可能だ。

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シャワー設備を持つキャンピングカー自体が珍しく、ハイエースほどの限られた室内に浴室・寝室・冷蔵庫・テレビをすべて収めた点でも異色の存在だ。「移動式ワンルーム」とも言える構成で、一般的な中古バンの域を超えている。

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車両のコンディションもある程度維持されている。搭載する2.8リットル自然吸気ディーゼルエンジンは、直近に大規模な整備が施されている。直近1万km未満の時点でタイミングベルトとテンショナープーリー、ウォーターポンプ、タイミングベルトカバーガスケット、各種アイドラープーリー、左右エンジンマウント、サーモスタット、マフラーなどが交換された。燃料インジェクターとオルタネーターも新品に交換されている。

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現在このハイエースは、米カリフォルニア州の中古車売買サイト「Fourbie Exchange」を通じて販売中だ。販売価格は1万7,995ドル(約270万円)だ。

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車齢30年超、走行27万km超を考えれば決して安くはない。しかし浴室・寝室・冷蔵庫・テレビまで備えた独特な構成を考えると、単なる中古バンとして見ることは難しいという評価も頷ける。旅と車中泊のための移動式住空間として、話題を集めるのも頷ける一台だ。

佐藤 彩
content@dailyview.net

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