「炎が80年前の戦争を呼び起こした」…山火事現場で100回超の爆発音、住民騒然

記録的な猛暑により大規模な山火事が相次いでいるフランスで、思いがけず戦争の痕跡がそのまま姿を現した。
AFP通信など海外メディアは4日(現地時間)、フランス南西部ル・ポルジュで、第2次世界大戦中に使用された不発弾や砲弾400発以上が大量に発見されたと報じた。
見つかったのは、1940年代に激しい戦闘を繰り広げたナチス・ドイツ軍とフランス軍が使用していた迫撃砲弾や高性能対戦車爆弾だった。
当時、両軍がこの地域を臨時の弾薬庫として使用したものの、戦闘終了後に回収されないまま残されたとみられている。
80年以上にわたり地中に埋まっていた戦争の痕跡が露出した原因は、最近この地域を襲った過去最悪級の山火事だった。

フランス南西部を襲った大規模な山火事によって地表が焼き払われ、土の中に埋まっていた兵器が地上に露出したという。
さらに、山火事の猛烈な熱によって、一部の爆弾は実際に爆発した。
現地住民は、「消火活動が行われていた際、100回を超える爆発音が聞こえた。まるで戦争が始まったかのようだった」と証言した。
報道によると、フランス当局は爆発物処理班を投入し、400発を超える砲弾や弾薬を回収した。また、周辺地域を立ち入り禁止区域に指定した。

自然災害によって戦争の遺物が姿を現す同様の事例は、深刻な干ばつに見舞われている欧州の大動脈、ドナウ川でも起きている。
AP通信など海外メディアは5日、ドナウ川の水位が大幅に低下したことで、第2次世界大戦中に沈没したナチス・ドイツ軍の艦艇数十隻が姿を現していると報じた。
約80年前に沈没した艦艇が最も多く確認されているのは、セルビア東部の港町プラホボ周辺だ。この地域だけで、数十隻のナチス・ドイツ軍艦艇の残骸が水面上に露出している。
ドナウ川に多数のナチス・ドイツ軍艦艇が沈んでいるのは、1944年、第2次世界大戦末期に撤退していたドイツ黒海艦隊が、この地域で数百隻の艦艇を自ら爆破して沈没させたためだ。
兵器や艦艇がソ連軍の手に渡ることを防ぎ、進軍を遅らせる狙いがあったとされている。
