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2026年8月21日(金) 東京 --

ビットコイン10%高、1,113万円突破 米国債利回り低下で

7万1,000ドルも突破…6月以来の高値

米財務省の長期国債バイバック拡大が決定打

引用:ニューシス
引用:ニューシス

ビットコインが1日で10%超急騰し、上値抵抗線になっていた7万ドル(約1,113万3,500円)を大きく突破した。米財務省が長期国債のバイバック(買い戻し)規模を2倍以上に拡大する方針を示したことで、国債利回りが急低下したことが影響した。20日、ディクリプトなどによると、ビットコインは同日、1日で10%超上昇し、3月4日以来最大の上昇率を記録したという。

コインマーケットキャップによると、同日の午後5時17分、ビットコインは前日比10.91%高の7万1,200ドル(約1,132万4,700円)で取引されているという。直接的なきっかけになったのは、米財務省による長期国債のバイバック拡大だった。米財務省は19日(現地時間)、長期国債の流動性を高めるため、バイバックの規模を1回当たり20億ドル(約3,181億9,600万円)から少なくとも40億ドル(約6,361憶9,700万円)へと2倍に拡大すると発表した。

対象になるのは残存期間10~20年と20~30年の国債だ。今回の措置は9月9日から11月4日まで適用される。米財務省が長期国債のバイバックを増やせば、債券価格が上昇し、利回りは低下する。実際、今回の発表後、30年国債利回りは一時9bp(1bp=0.01%ポイント)低下し、5.2%前後まで下がった。国債利回りが低下すると、利息を生む債券の魅力が低下し、ビットコインなどのリスク資産への選好が強まる。これにドル安も重なり、ビットコインの上昇を後押しした。

スタンダードチャータードのアナリスト、ジェフ・ケンドリック氏は、今回の米財務省の発表について「まさにビットコインが好むタイプの措置だ」と評価した。ビットコインはこれまでも、米国政府による流動性供給措置を受けて上昇する傾向を示してきたという。

今回の急騰局面では、下落に賭けていたショートポジションの清算も相次いだ。コイングラスによると、同日はわずか1時間で11億4,000万ドル(約1,813億1,100万円)相当の暗号資産のショートポジションが清算されたという。このうちビットコインの清算額は6億7,764万ドル(約1,077億6,800万円)に達した。ディクリプトは「ビットコインが上値抵抗線の7万284ドル(約1,117万7,600円)を終値ベースで上回れば、7万3,245ドル(約1,164万8,900円)までさらに上昇する余地がある」との見通しを示した。

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