娘への性的暴行疑いの男、父親がSNSで誘い出し銃撃 米国

米国で、11歳の娘に性的暴行を加えた疑いが持たれている男を、娘のSNSアカウントを使って自宅におびき寄せ、銃撃した31歳の父親が逮捕された。
米紙ニューヨーク・ポストが4日(現地時間)報じたところによると、オハイオ州グローブシティに住むマリク・チャンドラー被告(31)は先月、娘に性的暴行を加えた疑いが持たれているディエゴ・モントーヤ・ゴンサレス被告(20)を自宅におびき寄せ、銃撃したとして起訴された。
事件は、チャンドラーの妻が娘の携帯電話を確認していた際、ゴンサレスが娘に性的暴行を加えている様子を収めた映像を発見したことで発覚した。チャンドラーはすぐに警察に通報せず、直接ゴンサレスを呼び出し、報復しようとしたと捜査で分かった。
チャンドラーは娘のTikTokアカウントを利用してゴンサレスと連絡を取り続け、これを通じて自宅におびき寄せた。その後、ゴンサレスが自宅に入ると発砲し、ゴンサレスは銃弾2発を受けて倒れた。
通報を受けて出動した警察は椅子に座っていたゴンサレスを発見し、彼は銃創を負った状態で病院に搬送され治療を受けた。
チャンドラーは警察の取り調べで「最初は暴行した後、捕まえて警察に引き渡そうと思った」と述べ、「しかし相手がポケットから銃を取り出そうとしているように見えたので、先に発砲した」と供述した。
この事件によりチャンドラーは重罪暴行の容疑で起訴され、裁判所は保釈金を10万ドル(約1,578万2,400円)に設定した。
銃撃の被害者であるゴンサレスも別の刑事事件で起訴された。検察は11歳の被害児童に対する性的暴行の容疑を含む未成年者の性的搾取物制作・所持に関する容疑5件、強姦の容疑2件、公務執行妨害の容疑1件など、合計8件の容疑を適用した。
捜査過程ではゴンサレスの携帯電話から児童性的虐待映像が複数確認された。一部の映像には乳幼児と推定される被害児童が登場しているという。
ゴンサレスは4日、法廷に出廷し、裁判所は現金5万ドル(約789万1,200円)と身元保証2万ドル(約315万6,500円)を条件に保釈を許可した。
