千葉県に大雨特別警報 台風15号通過後も記録的大雨

日本列島を縦断した台風15号「チャンホム」が熱帯低気圧に変わった後も、千葉県を中心に記録的な大雨が続いている。
13日、TBSなどによると、気象庁は同日午後7時30分ごろ、千葉県に大雨特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけた。
気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨」と説明し、「普段、災害が起きないと思われているような場所でも最大級の警戒が必要だ」と強調した。ほかの地域にも特別警報が追加で発表される可能性があるとして、「特別警報が出てから避難するのでは遅い」と早めの避難を呼びかけた。
同日午後5時40分ごろ、千葉県柏市では、冠水した道路で車内に高齢女性が取り残されているとの通報があった。女性は心停止の状態で病院に搬送された。午後9時までに千葉県では1時間に100ミリを超える猛烈な雨が観測され、各地で被害が相次いだ。
今回の大雨は、台風15号から変わった熱帯低気圧や北海道東部の高気圧の影響で湿った空気が流れ込んだことに加え、上空に強い寒気が流入し、大気の状態が極めて不安定になったことが原因とみられている。特に千葉県付近では、高気圧に沿って吹く東寄りの風と茨城県方面からの北寄りの風がぶつかり、雨雲が急速に発達した。

