「検事ですが、あなたの荷物が怪しい」新手の詐欺が拡大…その手口とは

宅配業者や警察官、検察官だと連続的に偽り、金を騙し取る新しいタイプの詐欺が横行している。
日経新聞によると、最近、荷物に不審な物が見つかったと被害者に接近し、調査の名目で送金を要求する詐欺が増加している。
初めは郵便局や税関職員、宅配業者に偽装して被害者に接近する。その後、警察官や検察官を偽った別の人物に電話を回し、不安を煽った上で金銭を要求する手口だ。
先月初め、東京在住の40代女性は、郵便局職員を偽った人物から電話を受けた。空港郵便局で保管していた貨物から携帯電話4台、銀行キャッシュカード8枚、パスポート5冊が見つかったという内容だった。
女性が自分とは無関係だと答えると、詐欺グループは被害届の手続きを手伝うと言い、偽の警察官に電話をつないだ。この偽警察官は逮捕状が発布されたと脅し、偽検察官を紹介した。続けて検察官を偽った者は口座凍結の可能性を言及して資金提供を迫った。結局、この女性は調査名目で950万円を送金した。
不特定多数に電話やSNSなどで接近し、資金を奪う特殊詐欺が主要な社会問題となっている。
警察庁の集計によると、今年上半期の全国特殊詐欺被害額は1816億円で、前年同期に比べて1.5倍増加した。1日当たりの平均被害額は10億円に達する。
詐欺の手口別でみると、SNS型投資詐欺が797億円で最多だった。警察官を偽った詐欺の被害額も508億円を記録した。被害者の年齢層は20代から40代の比率が高く、主に若年層が犯罪のターゲットになっていることが判明した。

