「15円50銭」とカミソリの刃 千葉の民団支部に届いた郵便物、その意味とは
在日本大韓民国民団(民団)の支部にカミソリの刃が入った郵便物が届き、在日韓国人に対する脅迫行為の可能性が指摘されている。
共同通信によると、千葉県市川市にある民団市川支部の事務所に1日、カミソリの刃と現金15円50銭が入った郵便物が届いたという。
「15円50銭」は、1923年9月1日に発生した関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺の際、日本語の発音で日本人と朝鮮人を区別するために使われた言葉として知られている。
大震災の発生直後、「朝鮮人が暴動を起こし、井戸に毒を入れた」「放火している」などの流言が広がる中、日本の自警団などが、朝鮮人には発音が難しいとされた「15円50銭」を言わせ、朝鮮人かどうかを確認して殺害した例があった。
当時、中国人などほかの外国人や、この言葉を正しく発音できなかった日本人も不当に殺害されたとされている。
最近の日韓関係改善後、民団など在日韓国人社会に対する日本の右翼勢力による脅迫行為は大幅に減少したとされる中、今回の郵便物の送付は、一部の極右勢力による逸脱した行為とみられている。


