ネタニヤフ首相、イラン政権崩壊は目前…「手を伸ばせば届く」と強調
米攻撃再開で「イランは存続の危機」…イスラエル除外は軍事力への警戒と主張

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、米国による攻撃再開を受け、イランのイスラム共和制がこれまでで最も弱体化しており、近く政権が崩壊する可能性があるとの強い自信を示した。
3日(現地時間)、AFP通信によると、ネタニヤフ首相はイスラエル軍幹部が参加した行事で、「現在、イラン政権は揺らいでおり、これまで以上に弱体化し、存続をかけて戦っている」と述べた。
ネタニヤフ首相は「我々がこの脅威を完全に排除できると確信している」とし、「その核心となる課題はイラン政権を退陣させることだ。これは決して不可能なことではなく、手を伸ばせば届くところにある」と強調した。
これに先立ち、イスラエルは2月、米国と共同でイランを攻撃したが、ドナルド・トランプ米大統領が4月に突然、休戦を宣言した。しかし今週に入り、米国が経済的圧力を強めると同時にイラン本土への空爆を再開し、緊張が再び高まっている。
米国による空爆再開以降、イランは湾岸地域の米同盟国やヨルダン、イラク北部のクルド自治地域などに報復攻撃を行ったが、イスラエルは攻撃対象から外した。
これについてネタニヤフ首相は「イランが我々を攻撃しないのは偶然ではない」と述べ、「彼らはイスラエルの強大な軍事力と強固な決意をよく知っているからだ」と主張した。
海外メディアは、今回のネタニヤフ首相の発言が、10月27日に行われるイスラエル総選挙をわずか2か月後に控える中で出たことに注目している。現在、一部の世論調査ではネタニヤフ首相が野党側の候補に後れを取っており、野党側から「対イラン政策の失敗」との厳しい批判を受けている。こうした状況で、強硬な発言を通じて安全保障問題で主導権を握ろうとするなど、選挙を意識した政治的な狙いがあるとの見方も出ている。

