「1963年は153人」100歳以上が10万人目前 国内最高齢115歳が死去

国内最高齢だった賀川滋子さんが115歳で死去した。100歳以上の高齢者が10万人に迫るなど、超高齢化が進んでいる。
厚生労働省によると、奈良県大和郡山市に住んでいた賀川さんは27日に亡くなった。1911年5月28日生まれの賀川さんは、昨年7月に当時の国内最高齢者だった114歳の女性が亡くなったことを受け、国内最高齢となった。死因は公表されていない。
賀川さんは長年、地域医療に携わった医師だった。1934年に大阪女子高等医学専門学校を卒業後、婦人科と内科の医師として勤務し、1937年には現在の大和郡山市で開業した。80歳を超えても婦人科・内科医として診療を続けたほか、2021年の東京五輪では聖火リレーにも参加した。
賀川さんの死去に伴い、国内最高齢者は京都市在住の岸本ふよさんとなった。岸本さんは1911年12月20日生まれで、現在114歳だ。
国内の100歳以上の高齢者数は、毎年過去最多を更新している。厚生労働省の集計によると、昨年9月時点で100歳以上の人口は9万9,763人となり、前年から4,644人増加した。55年連続で増加しており、このうち女性は8万7,784人で、全体の約88%を占めた。
1963年には153人にすぎなかった100歳以上の人口は、1998年に1万人、2012年に5万人を超え、現在は10万人に迫っている。
一方、現在の世界最高齢者は、1909年8月21日生まれの英国のエセル・ケータハムさんで、21日に117歳の誕生日を迎えた。



