米中1.5トラック対話 首脳会談の行方は日本にどう影響するのか
来月の首脳会談を前に1.5トラックの対話に注目
核心的な利益の尊重・AIのリスクへの対応を協議

中国の権力序列4位である王滬寧(ワン・フーニン)全国人民政治協商会議(政協)主席が、第3回米中「1.5トラック対話」に出席した米国の代表団と会い、両国の間の建設的で戦略的な安定した関係の構築を強調した。
25日、中国国営の新華社などによると、王主席は前日、北京で米国の代表団と面会し、米中関係と両国の協力の方策について意見を交わしたという。
「1.5トラック対話」は、政府の関係者と民間の専門家がともに参加して懸案を話し合う、半官半民の協議の枠組みだ。
今回の対話は、来月の米中首脳会談を控えて開かれ、注目を集めている。ただ、米国の代表団の具体的な顔ぶれは明らかにされていない。
王主席は「5月に米中の首脳は、両国の関係と世界の平和と発展に関する重大な問題を深く議論した」とし「中国は米国とともに、両国の首脳が達した重要な合意を、全面的かつ正確に履行することを望んでいる」と述べた。
さらに「中国は、互いの正しい認識を深め、核心的な利益を尊重し、各分野で実質的な協力を強め、意見の相違を適切に管理することを通じて、建設的で戦略的な米中の安定した関係を積極的に築こうとしている」と強調した。
米国の代表団は「現在、米中関係は特別な時期にある」とし「両国の首脳の間の友好的な関係は、米中関係で最も貴重で重要な要素だ」と評価した。
続けて「両国の首脳が合意した、建設的で戦略的な安定した関係の構築をともに進め、企業間の協力と、人と文化の交流を広げるべきだ」と述べた。そのうえで「人工知能(AI)などで生じうるリスクを共同で防ぎ、両国と世界に利益をもたらさなければならない」と付け加えた。
