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2026年8月21日(金) 東京 --

暗殺警戒時にも同行したトランプ氏側近 ハープ補佐官の存在感高まる

ホワイトハウス行政補佐官ナタリー・ハープ

暗殺の脅威があった時も閣僚らを差し置いて同行

米民主党議員の批判にホワイトハウスが激怒

引用:ニューシス
引用:ニューシス

「大統領執務室に勤務し、定期的に大統領専用ヘリ『マリーン・ワン』に乗る。大統領に代わって世界各国の首脳とメッセージをやり取りし、夜遅くまで大統領のそばに付き添い、『トゥルース・ソーシャル』に投稿もする」

ドナルド・トランプ米大統領が先月、イランからの暗殺の恐れを避けるため軍用輸送機に密かに乗り換えた際、閣僚序列1・2位の人物を差し置いて同行したナタリー・ハープ(35)行政補佐官を、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はこう描写した。

かつてトランプ大統領の好みに合った記事だけを印刷して手渡し、「人間プリンター」と呼ばれていたハープ氏が、ソーシャルメディアや外交メッセージまで取り仕切る実権を握った「ドアノブ権力」であるという事実が明らかになり、米政界で再び注目を集めている。

ハープ氏が政治論争の中心に立たされたのは、民主党の有力な大統領候補の一人である、ジョン・オソフ上院議員の16日の遊説での発言がきっかけだった。オソフ議員は「トランプは大統領の職務よりも、カタールの専用機でナタリーと旅行に出かけたがっている」と述べ、ハープ氏をトランプ大統領の「安心毛布」だと揶揄した。

トランプ大統領とハープ補佐官が同時に批判されたことを受け、ホワイトハウスは激怒し、擁護に乗り出した。報道官室はオソフ議員に対し「バラク・オバマを真似る情けない演劇部の子供のようだ」と痛烈に非難した。大統領執務室でCNNの記者がこれについて問うと、トランプ大統領は「フェイクニュースだ」と声を荒らげた。公式対応チームも「X(旧Twitter)」で記者の実名を挙げ、「あなたの子供たちが、親の不快な質問を見て恥ずかしく思うだろう」と悪態をつき、激しい反発を招いた。

米政界では、ホワイトハウスのこうした過敏な反応が、トランプ大統領がハープ氏を守るためにいかに積極的かを示していると解釈されている。トランプ大統領の真の側近が誰であるかを示した「専用機乗り換え作戦」も、ハープ氏の地位を改めて示す結果となった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)も「ホワイトハウスの過剰反応自体が、逆説的にトランプ大統領がハープ補佐官を守るためにいかに必死であるかを示す証拠だ」と評している。

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