メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ
2026年8月21日(金) 東京 --

「プーチン大統領にはこんな計画が?」北朝鮮「5万人の大軍」が向かう理由…ウクライナはどうなる

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

北朝鮮とロシアが、ロシアに配備されている北朝鮮軍の規模を11月末までに最大5万人に増やし、ウクライナとの国境地域に配備する案を検討しているという。北朝鮮軍にロシア西部の国境防衛を担わせ、既存のロシア軍をドンバスなどウクライナ国内の主力戦線に振り向ける構想だ。ロシアは開戦当初から、ウクライナ東部ドンバス(ルハンスク、ドネツク両州)の「完全解放」を戦争目標として掲げている。

共同通信は13日、ウクライナ国防省情報総局(GUR)の資料を基に、北朝鮮とロシアが約3カ月かけて、現在約1万人規模の北朝鮮軍を最大5万人に増やす案を検討していると報じた。計画通りに進めば、ロシア国内の北朝鮮地上軍の規模は約5倍に増えることになる。

配備先としては、ウクライナと国境を接するロシア西部のクルスク、ブリャンスク、ベルゴロド各州が挙げられている。これまでクルスク州に集中していた北朝鮮軍の活動範囲を、北のブリャンスク州と南のベルゴロド州まで拡大し、国境地域の警戒・防衛任務の一部を担わせる案だ。

今回の計画の軍事的な意味合いは、派兵規模だけでなく、北朝鮮軍が担う役割にもある。北朝鮮軍が国境地域に配備されているロシア軍に代わって任務を担えば、ロシアはその分、正規戦闘部隊をウクライナ東部ドンバスなどの激戦地に投入できる。北朝鮮軍を主力戦線に直接投入する増援部隊ではなく、既存のロシア軍の任務を引き継ぐ「代替兵力」として活用する形だ。

ウクライナ側は、ロシアがこうした兵力の再配置を通じて、年内にドンバス地域全体を掌握しようとしているとみている。ロシア軍が実際に移動しなくても、北朝鮮軍がロシア領内で国境防衛を担うだけで、前線の兵力運用に影響を与える可能性があるとの分析だ。

GURは現在、ロシアに配備されている北朝鮮地上軍を約9,500人とみている。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も先月25日、ロシアが北朝鮮軍3万人を追加で受け入れるため、ボロネジ州で受け入れ準備を進めていると主張した。さらに、今月9日に公開された現地メディアとのインタビューでは、北朝鮮軍3万~5万人をロシア領内に配備することが決まったと述べた。情報の入手経路は明らかにしなかった。

GUR当局者は、この計画が両国首脳レベルで最終承認されるとの見通しを示した。計画が実現すれば、北朝鮮とロシアの軍事協力は、武器・弾薬の支援を超え、大規模な兵力運用の段階へと拡大する。韓国にとっては、より多くの北朝鮮軍兵士がロシアで現代戦の経験を積むことも、安全保障上の負担となる。今後の焦点は、北朝鮮国内での兵力集結やロシアへの輸送の動き、クルスク、ブリャンスク、ベルゴロド各州への実際の部隊配備が確認されるかどうかだ。

一方、ロシアは開戦当初からドンバスの完全解放を目標としてきた。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は昨年8月、米国のドナルド・トランプ大統領との会談で、ドンバスからのウクライナ軍撤退を終戦の条件として提示した。プーチン大統領は今年6月、「ロシア版ダボス会議」と呼ばれるサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)でも、「ドンバス全域を掌握することと、終戦合意を実現することは相反しない」と述べ、ドンバス掌握への意欲を改めて示していた。

最終更新:

注目ニュース

こんな記事も

Google検索で優先表示

話題

  • 回転ずし大手、原価率は一般飲食店より高く 廃棄削減で収益確保

    経済 

  • スペースXのロケット、月面に「18メートルの傷跡」…NASAが初公開、韓国探査機も撮影支援

    テクノロジー 

  • 回転ずし大手、原価率は一般飲食店より高く 廃棄削減で収益確保

    経済 

  • ロシア、北方領土周辺でミサイル訓練 日本政府が反発

    政治 

  • 中国、新婚夫婦に最大471万円支給 地方政府が結婚・出産を後押し

    社会