郵便投票批判のトランプ氏、自らは利用 ホワイトハウスが釈明
トランプ、フロリダ州共和党予備選で郵便投票

郵便投票は不正が起きやすいと繰り返し訴えてきたトランプ米大統領が、地元フロリダ州の共和党予備選では自ら郵便投票を利用していたことが分かった。
17日(現地時間)、米政治専門メディアのポリティコが引用したフロリダ州パームビーチ郡の投票記録によると、トランプ大統領は7月末に投票用紙を申請し、その投票用紙は今月13日に選挙当局へ提出された。トランプ大統領がフロリダ州で郵便投票を行ったのは今回が初めてではなく、今年初めにパームビーチ郡で実施されたフロリダ州下院議員の補欠選挙でも郵便投票を利用していた。
こうした行動とは対照的に、2020年大統領選で自身が勝利したとの虚偽の主張を繰り返しているトランプ大統領は、これまで「郵便投票は本質的に腐敗している」と主張してきた。さらに今年に入ってからは、議会に「セーブ・アメリカ法案」を可決するよう圧力を強めている。同法案は、連邦選挙で写真付き身分証明書と市民権を証明する書類の提示を義務付けることを柱としている。
言動が矛盾しているとの批判が出ると、ホワイトハウスのオリビア・ウェイルズ報道官は「トランプ大統領が述べているように、セーブ・アメリカ法案には、病気や障害、軍務、旅行などの事情がある場合に郵便投票を認める常識的な例外規定が設けられている」と説明した。その一方で、「全有権者を対象とする郵便投票は不正行為のリスクが非常に高いため、認めるべきではない」と釈明した。


