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2026年9月8日(火) 東京 --

「548機飛来、143機撃墜」モスクワ狙う大規模攻撃 プーチン氏は報復予告

プーチン大統領「われわれに損害を与えようという気すら起こさせないよう報復攻撃」

引用:SOCIAL MEDIA
引用:SOCIAL MEDIA

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が「ロシア領空は閉鎖されることになる」と大規模攻勢を予告した直後、ロシアの首都モスクワに向けて数百機の無人航空機(UAV・ドローン)が発射された。

ロシアの首都モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長は3日(現地時間)、声明で、2日午前8時から3日正午までの計28時間にわたり、548機のドローンがモスクワ方面に向かって飛行したと明らかにした。

大半のドローンは郊外で撃墜された一方、143機はモスクワに進入する途中で撃墜されたという。

この日はヴヌーコヴォ、ドモジェドボ、ジュコーフスキー、ヤロスラブリ、シェレメチェボ、ソチ、カルーガ、カリーニングラード、ニジニ・ノヴゴロド、シェレメチェボ、ゲレンジークなどロシア各地の空港が一時的に運用を停止し、航空便の離着陸にも遅れが生じた。ウクライナによる空襲の影響とみられる。

ロシア国営タス通信は、ウクライナ軍が今回モスクワを狙って実施した空襲について、過去2年間に確認された攻撃の中でも大規模な部類に入ると報じた。8月15~16日には600機、7月6~7日には約430機が投入されたという。

今回の攻撃は、ウクライナがロシアに対するドローン攻勢を強化すると表明した直後に起きた。ゼレンスキー大統領は1日、「ロシアの空に多数のドローンが出現することを念頭に置く必要がある」とし、「ロシア領空を利用するすべての航空会社、ロシアの主要空港の利用者、そして保険会社に警告する」と述べた。2日には、ウクライナのアンドリー・シビハ外相が「ロシア領空は軍事活動の増加により、民間航空機が安全に運航できる状況ではないと国際民間航空機関(ICAO)に通知した」と明らかにした。

ロシア連邦航空運輸局は2日、「ロシアの航空輸送と地上インフラは計画通り運用されており、外国航空会社を含むすべての航空会社の便が運航されている」と主張した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は同日、ウラジオストクで開かれた東方経済フォーラム(EEF)の全体会合で、ロシアの製油施設や物流倉庫などに対する集中的な空襲への対応について問われ、「特別軍事作戦が続く間の対応としては、第一に防空システムを強化することだ」と述べた。

その上で、「第二は、われわれに損害を与えようという気すら起こさせないよう、報復攻撃を加えることだ」と答えた。

ただ、プーチン大統領は行き詰まっている和平交渉について、「この問題の解決に貢献しようと努力しているすべての人に感謝する」とした上で、「可能性はあるのか。私はあると思う」と述べ、和平交渉の可能性に含みを持たせた。

プーチン大統領は「最近、われわれがウクライナの最高幹部らから聞いた発言を踏まえると、和平交渉につながるかどうかを今の段階で語るのは難しい」としながらも、「両国間には実際に接触があり、主に情報機関のルートを通じて現在も続いている」と述べた。

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