メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ
2026年8月26日(水) 東京 --

民主党優勢なら「3度目の弾劾」も…トランプ側近、下院トップと水面下で接触

米民主党、中間選挙で下院過半数を奪還する可能性
「トランプ大統領、クシュナー氏を送り込み『弾劾』に備えている」

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米国のドナルド・トランプ大統領の娘婿で、ホワイトハウスの非公式顧問を務めるジャレッド・クシュナー氏が、米民主党の下院トップを務めるハキーム・ジェフリーズ院内総務と非公開で会談していたことが、遅れて明らかになった。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は23日(現地時間)、複数の関係者の話として「両氏はここ数週間のうち、ジェフリーズ院内総務の選挙区があるニューヨーク市内の非公開の場所で会談した」と報じた。トランプ大統領の最側近であるクシュナー氏が、米トランプ政権への批判の先頭に立ってきたジェフリーズ院内総務と接触したこと自体が相当な政治的意味を持つとNYTは指摘した。

今年11月の中間選挙で米民主党が下院の多数派を奪還するとの見方が出る中、実現すればジェフリーズ院内総務が下院議長に就任する可能性が取り沙汰されている。下院議長は大統領の継承順位第2位で、予算や法案の審議を左右するほか、政権に対する調査・監督権を行使できる。大統領や閣僚に対する弾劾訴追の権限も下院にある。

実際、ジェフリーズ院内総務は7月のNYTとのインタビューで、今後の責任追及について「いかなる選択肢も排除していない」とし、米民主党が多数派を奪還した場合、トランプ大統領に対する3度目の弾劾訴追に踏み切る可能性を示唆した。また、「政権の有害な閣僚を引き続き排除していく」とし、米国のピート・ヘグセス国防長官を次の標的として挙げていた。

今回の会談で具体的にどのようなやり取りがあったのかは明らかになっていない。今回の接触は、トランプ大統領の側近らが米民主党による下院多数派の奪還に備え、動き始めたことをうかがわせる。トランプ大統領はこれまで黒人のジェフリーズ院内総務を標的に、口ひげやソンブレロを合成した嘲笑的な画像を投稿するなど、激しい批判を繰り返してきた。一方、最近のインタビューでは同氏を「いい人だ」と評価する場面もあった。

関係者によると、この日の会談では住宅、移民、生活費などの問題が話し合われ、クシュナー氏はジェフリーズ院内総務に対し、米国のスージー・ワイルズ首席補佐官との追加会談を提案したという。クシュナー氏とジェフリーズ院内総務の関係は、トランプ政権1期目時代にさかのぼる。当時、米下院司法委員を務めていたジェフリーズ院内総務とクシュナー氏は、超党派の刑事司法改革関連法の成立にともに関わったことをきっかけに関係を築き、その後も連絡を取り合ってきたとされる。

今回の会談をめぐり、米共和党のマイク・ジョンソン下院議長(ルイジアナ州)は同日のFOXニュースのインタビューで、「下院選で米共和党が敗れると見込まないほうがいい」とし、けん制した。ジョンソン下院議長は「トランプ大統領がイランの最高指導者や下院少数党の院内総務のような、対応の難しい相手と意思疎通を図る際に、クシュナー氏を活用しているのかもしれない」と述べた。

ジョンソン下院議長は中間選挙について、「下院435議席のうち、米共和党が211議席、米民主党が205議席を獲得すると予想され、残る19議席の結果が勝敗を左右する」とし、「与党が中間選挙で敗れてきた歴史に逆らい、多数派の地位を守り抜く」と自信を示した。

最終更新:

注目ニュース

こんな記事も

Google検索で優先表示

話題

  • 米国の国家債務40兆ドル突破、18年で4倍に 共和・民主双方の政策が押し上げ

    経済 

  • 米中間選挙前に対日圧力強まる可能性 防衛費や円安、対米投資が焦点

    政治 

  • 孫正義氏、自社株10兆円超で首位 AI投資追い風に価値2倍

    テクノロジー 

  • 米、専門職ビザに約1600万円の手数料 トランプ政権が制度化へ

    社会 

  • 16歳ライフガードが10歳少年を救助 トランプ氏「真の英雄」

    政治