「AGI時代が来た」アストラ登場でエヌビディアにも追い風
アストラ学習にエヌビディアGPU10万基…GPU40万基追加稼働

エヌビディアの最高経営責任者(CEO)、ジェンソン・ファン氏がOpenAIの新しい人工知能(AI)モデル「GPT-6 Astra(アストラ)」の発表を受け、汎用人工知能(AGI)時代が始まったと評価した。
アストラ学習にエヌビディアの最新グラフィック処理装置(GPU)10万基以上が投入されたのに続き、さらにGPU40万基が追加で稼働する予定で、エヌビディアの需要拡大への期待感も高まっている。
10日(現地時間)、米金融・投資情報専門メディアのバーチャートは、ファン氏が最近、「X」を通じてOpenAIのアストラの発表を祝福し、多くの面で、すでにAGI(汎用人工知能)を達成したと言えるとの見解を示したと伝えた。
AGI(Artificial General Intelligence)は人間レベル以上の推論能力を備え、新しい技術を習得できるAIを指す。ただし業界で確立された基準はない。
OpenAIは経済的価値があるほとんどの業務で人間より優れた成果を出す高度に自律的なシステムとして定義した。
ファン氏によるとアストラ学習にはエヌビディアの「Grace Blackwell NVLink72」GPU10万基以上が使用された。今後GPU40万基も追加で稼働する予定だ。
OpenAIはアストラがコーディングや科学、コンピュータ活用などで既存モデルより性能が向上したと明らかにした。オンラインフォームの作成やスケジュール管理などの反復作業だけでなく、資料調査や文書作成、プレゼンテーション制作、ソフトウェアテストまで行うことができるという。
AIモデルの高度化はエヌビディアのGPU需要増加につながる見込みだ。特に複数の段階を経て計画し推論した後、道具を使用するAIエージェントは既存の作業よりもはるかに多くの演算能力が必要だ。
ファンCEOはAIエージェントは人が同じ作業をする時より15~100倍多くのコンピューティングリソースを使用するとし、エヌビディアの成長制約要因は技術や需要ではなく、供給できるコンピューティングリソースの規模だと説明した。AIが高度化するほど必要な演算量が増加し、エヌビディアのGPU需要も共に増える可能性があるという意味だ。
エヌビディアは次世代AIプラットフォーム「ベラ・ルービン」の供給も開始した。ファン氏はハイパースケーラーやAI企業だけでなく、各国政府や一般企業までAIインフラ投資に乗り出し、製品需要が供給網拡大の速度を上回っていると付け加えた。

