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2026年8月21日(金) 東京 --

AI関連株が急伸、米株押し上げ インフレ鈍化で利上げ観測も後退

スーパー・マイクロ14%高、コアウィーブ20%急騰

9月の利上げ確率、50%から36%に低下

引用:ニューシス
引用:ニューシス

米国のインフレが小幅に鈍化する中、人工知能(AI)関連企業が市場予想を上回る決算を発表し、ニューヨーク株式市場は上昇している。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げするとの見方も後退し、投資家心理を支えた。

12日(現地時間)のAP通信によると、ニューヨーク株式市場は同日、主要株価指数がそろって上昇して取引を開始したという。S&P500種株価指数は0.6%上昇し、7日に記録した史上最高値に再び接近した。ダウ・ジョーンズ30種工業株平均は0.1%、ナスダック総合指数は0.7%それぞれ上昇して取引されている。

この日の株価上昇はAI関連株がけん引した。最近、AI企業の高いバリュエーションに対する警戒感が強まっていたが、主要企業が市場予想を上回る決算を発表したことで、AI投資への期待が再び高まった。サーバーやデータセンター向け機器を手掛けるスーパー・マイクロ・コンピューターは、直近四半期の1株当たり純利益(EPS)が市場予想を84%上回り、株価が14%急騰した。今後の売上高と利益の見通しも市場予想を上回った。

AIクラウド企業のコアウィーブも、直近四半期の売上高が市場予想を上回り、損失も予想より小幅だったことを受け、20%急騰した。コアウィーブのマイケル・イントレーターCEOは、大企業によるAI導入の拡大に伴い、顧客需要が急速に増加していると明らかにした。コアウィーブにAI半導体を供給するエヌビディアも2%上昇し、S&P500種株価指数の上昇に最も大きく寄与した銘柄になった。

AI関連株はここ数か月、激しい値動きを繰り返してきた。史上最高水準まで上昇した後、高いバリュエーションや巨額なAI投資コストへの懸念が強まり、株価には下押し圧力がかかっていた。市場では、AIに巨額の資金を投じてきた企業が実際に収益性の改善を示せるかどうかが注目されている。AI投資が業績拡大につながれば、半導体やサーバーなどデータセンターの構築に必要な機器への需要も続くとの期待が出ている。

米国のインフレが鈍化したことも、投資家心理を後押しした。同日発表された米消費者物価指数(CPI)によると、7月の米消費者物価は前年同月比3.4%上昇したという。依然としてFRBの目標である2%を大きく上回っているものの、6月の3.5%から伸びが鈍化した。

物価上昇が予想以上に和らいだことで、FRBが追加利上げを急がないとの期待も強まった。FRB内では、インフレ抑制に向け、すでに利上げを開始すべきだったかを巡り意見が分かれているという。ただ、この日の物価指標発表後、市場が見込む9月の利上げ確率は大幅に低下した。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループによると、市場が織り込むFRBの9月利上げ確率は、前日の約50%から36%に低下したという。これを受け、米10年債利回りは前日の4.70%から4.65%に低下した。ただ、イランとの戦争で原油価格やインフレへの懸念が急速に高まる前の3.97%に比べると、依然として高い水準にある。原油価格も小幅に下落した。ブレント原油先物は0.5%安の1バレル=88.48ドル(約1万4,100円)で取引された。

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