ロシア、キーウなどを6日連続攻撃…死傷者32人に
ミサイル・ドローン飛来で警報相次ぐ…鉄道車両基地も被害、職員7人死傷

ロシアがウクライナの首都キーウなどに大規模なミサイル・ドローン攻撃を行い、少なくとも12人が死亡し、20人以上が負傷したとキーウ・ポストが1日(現地時間)報じた。ロシアは6日連続でキーウなどへの集中攻撃を続けている。
キーウ市当局によると、首都だけで子ども3人を含む8人が死亡し、7人が負傷した。
ウクライナ空軍は前夜から1日未明までに何度も空襲警報を発令した。キーウ・ポストは、12回にわたって爆発音が響き、空に閃光が走るのが目撃されたと伝えた。
空軍は「キーウに向かって高速で飛行する物体が探知された」と警告した後、南からミサイルが、東からジェット推進式ドローンが飛来したとして相次いで警報を発令した。その後、「キーウと周辺地域では弾道兵器やその他の攻撃手段による脅威が続いている」とし、住民に避難所にとどまるよう呼びかけた。
今回の攻撃により、キーウ市内の5区で民間インフラが被害を受けた。ダルニツキー区では、弾道ミサイルにより鉄道車両基地や関連施設などが破壊され、7人が死亡した。このうち6人はウクライナ鉄道の職員と確認された。また、別の職員1人も負傷し、病院で治療を受けている。
ウクライナ鉄道は「今回の攻撃により広範囲にわたる被害が発生した」とし、「車両基地近くの作業場が完全に破壊され、現場では救助隊が各所で消火活動を続けている」と述べた。
空襲直後、鉄道2路線の運行が一時中断されたが、その後再開された。
ウクライナの災害管理当局によると、キーウ州各地で住宅やインフラ、車両などが損壊し、火災が発生した。
キーウ東部のボリスピリでは、5階建ての集合住宅や店舗、民家などが損壊し、4人が死亡、13人が負傷したとの集計が出ている。
今回の空襲は、子どもたちが夏休みを終えて学校に戻る直前に発生した。キーウ州当局は、追加の空襲が懸念されるとして、危険地域で大規模な行事を行わないよう呼びかけた。
キーウと周辺地域に対するロシアの集中空襲は6日連続となっている。先週にはキーウ州ミラ村の弾薬庫が攻撃され、38人が死亡するなど、大規模な人的被害が出た。
