「一晩平均30隻が通過」トランプ氏、ホルムズ海峡は管理下と強調 原油高は抑えられる?
「ホルムズ海峡は極めて良好に管理…平均30隻の船舶が通過」
「イランは自分たちでも誰が指導者か本当に分かっていない」

米国のドナルド・トランプ大統領は31日(現地時間)、イラン政府が事実上崩壊したと主張しながらも、追加攻撃の可能性を示唆した。
トランプ大統領は同日、ホワイトハウスの大統領執務室でイラン情勢に関する報道陣の質問に対し、「彼らは破綻国家だ」としつつ、「だからといって、我々が彼らを攻撃しないという意味ではない。どうなるか見てみよう」と答えた。
これは、近い将来イランに対する追加的な軍事行動が行われる可能性をにじませたものと解釈された。
米軍は前日、ホルムズ海峡のララク島にあるイランのイスラム革命防衛隊(IRGC)のミサイル発射台2カ所を空爆しており、その後、イランはヨルダンの米軍基地に向けて報復攻撃を加えた。
トランプ大統領は同日午前、米FOXニュースの記者に対しても、前日のイランによる米軍基地攻撃について「我々は彼らに非常に強力な打撃を与える。必ず対応する」と述べ、再報復を予告した。
米国とイランが約1カ月ぶりに攻撃の応酬を繰り広げたことで、原油価格の再上昇への懸念が広がっているが、トランプ大統領はホルムズ海峡の通航に問題はないと主張した。
同氏は「我々はホルムズ海峡を非常に良好な状態で管理している」とし、「昨晩もご存知の通り、海軍の支援により極めて多くの船舶が通過した。一晩に平均30隻を記録している。これは大きな数値であり、多くの石油が流入している」と語った。
続けて「だからこそ、人々が懸念したほど原油価格は高騰しなかったのだ」とし、「我々がどれほど上手く対処したかについては、1時間でも話すことができる。我々はベネズエラで非常に上手くやったし、イランでも非常に上手くやった」と述べた。
さらに「イランは決して核兵器を持つことはない」とし、「それこそが核心だ。他の何についての問題でもない。我が国として、そして世界のために、イランは核兵器を保有できないということだ」と強調した。
現在のイラン政権の責任者は誰かという質問に対しては、「彼らは誰が指導者なのか分かっていない」とし、「過激派は存在するが、軍事的な観点から見れば彼らは壊滅した。軍隊は以前のほんの一部に過ぎないからだ」と指摘した。その上で、「私は、彼ら自身が誰が指導者なのか本当に分かっていないと考えている」と付け加えた。
