「決定的作戦を開始」イランが米軍基地へミサイル・ドローン攻撃、米軍も2日ぶりに空爆再開

米軍がイランへの空爆を再開するなか、イラン軍は1日(現地時間)、中東にある米軍施設を標的とする「決定的作戦」を開始した。イランのミサイルとドローンが、域内の米軍基地や主要施設を攻撃していると現地メディアが報じた。
イランの半国営タスニム通信は、「敵である米国に対抗するイラン軍の決定的作戦が始まった」と伝えた。
同通信によると、イラン軍はミサイルとドローンを使い、中東にある米軍基地や主要施設を攻撃している。
米軍、イラン南部7地域を空爆
米軍は同日、イラン革命防衛隊(IRGC)の関連施設を狙い、イラン国内の複数の標的に対する空爆を開始した。イランによる報復攻撃への対抗措置として、2日ぶりに空爆を再開した形だ。
米中央軍(CENTCOM)はX(旧ツイッター)への投稿で、「米東部時間1日正午、米軍はイラン国内にあるIRGCの標的への空爆を開始した」と発表した。
米政治メディアのアクシオスはイランメディアの報道を引用し、南部のバンダルアバス、ジャスク、チャバハール、コナラク、ミナブ、シリクと、ホルムズ海峡に浮かぶケシュム島が空爆を受けたと伝えた。
ケシュム島では、複数回の爆発音が聞こえたという。また、南東部ジーロフトにある民間空港も攻撃を受けたとされる。
住宅地で4人死亡、35人負傷
イラン国営放送によると、米軍による南部への空爆では、民間人が暮らす地域にも被害が出た。
シリクのバンダルクエスタクにある住宅密集地が攻撃を受け、結婚式後の祝宴に参加していた人々に多数の死傷者が出たという。
イラン当局は、この空爆で子どもを含む少なくとも4人が死亡し、35人が負傷したと発表した。



