イラン、ヨルダンの米軍基地などに報復攻撃…米兵多数死亡と主張
イラン、ヨルダンの米軍基地などに報復攻撃を敢行
米ドローンの撃墜および米兵多数の死亡を主張

中東における米軍資産を標的に報復攻撃を敢行したイラン軍は、今回の攻撃で米兵多数が死亡したと主張した。米国側は同主張に対する見解を示さなかった。
イランの精鋭部隊であるイスラム革命防衛隊(IRGC)は1日(現地時間)に声明を出し、同日の米国の攻撃に対抗して報復攻撃を開始したと発表した。IRGCは「勇敢な戦士たちが侵略者らに痛烈な後悔を抱かせる報復にすでに着手した」とし、「その第一歩として、新型防空システムを動員して米侵略軍の最新鋭MQ-9無人機(ドローン)を撃墜し、撃ち落とした機体は累計50機に達した」と明らかにした。
IRGCは声明で「米軍がイラン南部沿岸の複数の民間施設を含む場所を無謀に爆撃した」とし、「しかし、こうした攻撃はかえってホルムズ海峡の安全保障をさらに強固にし、海峡内における外国勢力の介入を抑え込もうとする我が戦士たちの決意を固める契機になるだけだ」と強調した。
その後発表された声明で、IRGCは弾道ミサイルでヨルダン国内の米軍基地を攻撃したと明言した。イランの半国営タスニム通信は「米国を狙ったイラン軍の決定的な作戦が始まった」とし、「イランのミサイルとドローンが域内の米軍基地や主要施設に打撃を与えた」と報じた。
さらにIRGCは声明の中で、今回の攻撃により米兵が多数死亡したと主張を繰り返した。これに対する米軍の公式見解は示されなかった。米国防総省の死傷者集計によると、今年2月28日のイラン戦争開戦以降、先月19日までに確認された米軍の累計負傷者は757人であり、死者は18人だった。
これに先立ち、イラン作戦を統括する米中央軍(CENTCOM)は1日、ソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」に、「米軍は米東部時間正午(日本時間2日午前1時)に、イランのIRGCの標的に対する打撃を開始した」と投稿した。
続けて「この攻撃は、最近IRGCがホルムズ海峡の民間船舶および同地域(中東)に配置された米軍将兵を狙った攻撃を試みたことへの対抗措置だ」と説明した。同司令部は先月30日にも、イランによるホルムズ海峡への機雷敷設を阻止するため、イラン軍のロケット発射台を攻撃した。


