「出馬せざるを得ないかもしれない」ハンター・バイデン氏、2028年大統領選への出馬を示唆

ジョー・バイデン前大統領の次男、ハンター・バイデン氏(56)が最近、2028年大統領選への出馬について問われ、「出馬せざるを得ないかもしれない」と答えた。ハンター氏は、薬物依存などさまざまなスキャンダルで物議を醸してきたバイデン氏の「悩みの種」だ。薬物依存を隠して銃を不法に購入した罪や、数百万ドル規模の脱税などの罪で起訴され有罪評決を受けたが、バイデン氏が任期末に息子を自ら恩赦したことで、司法の公正性をめぐる論争を招いた。バイデン氏は現在、前立腺がんの治療を受けている。
ハンター氏は6日に公開されたザ・キャッツ・ラウンドテーブルのラジオインタビューで、2028年大統領選に出馬する計画があるのかと問われ、「(司会者である)あなたの支持を受けるなら、出馬せざるを得ないかもしれない」と答えた。ハンター氏はこれに先立ち、同じ質問を受けた際には「まだ決めていない」としたうえで、「我々の党には、信じられないほど素晴らしい候補者がそろっていると思う」と述べていた。候補者としては、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏、イリノイ州知事のJ・B・プリツカー氏、ケンタッキー州知事のアンディ・ベシア氏、カマラ・ハリス前副大統領、民主党のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員らの名前が挙がっているが、ハンター氏は「個人的にはギャビン・ニューサム氏が本当に好きだ」と述べた。
ハンター氏は、「誰が候補者になろうと関係なく、次期大統領には法の支配を守るという一つの約束に専念してほしい」とし、「私は誰が大統領になろうと、心から成功してほしいと思っている。特に、この国の安全を守ることが彼らの主な責任だ」と述べた。ザ・ヒルとエマーソン大学が実施した8月の世論調査によると、ニューサム氏は共和党の次期候補と目されるJ・D・バンス副大統領やマルコ・ルビオ国務長官を相手に、わずかながら優位に立っていることが分かった。「問題児」というレッテルを貼られてきたハンター氏は最近、ソーシャルメディアで家族や禁酒、薬物使用歴などについて率直に語り、自身に向けられた嘲笑や疑惑に自ら反論している。
