「戦争は冬まで続く可能性」ゼレンスキー氏が明言、トランプ特使との会談でも和平の突破口開けず

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がドナルド・トランプ米大統領の特使団との会談を終え、ロシアとの戦争が今冬まで続く見通しであることを明らかにした。
6日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領特使のジャレッド・クシュナー氏がモスクワでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した後、ウクライナのキーウを訪れゼレンスキー大統領と非公開で会談した。
しかしBBCニュースは2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻以降、両氏による初のウクライナ訪問で双方の立場の隔たりを直ちに解消するような劇的な合意には至らなかったと伝えた。
今回の会談にはイギリス、フランス、ドイツの国家安全保障顧問らも出席したと報じられた。
会談直後ゼレンスキー大統領は、「ロシアの再侵略の可能性を完全に排除する『公正な平和』を望む」とし、「戦争が冬まで続く可能性が高いだけに、ミサイル防御部隊とエネルギー支援が急務だ」と強調した。
米特使団はモスクワとキーウでの議論を「実質的で建設的だった」と評価し、近くアメリカ・ヨーロッパ・ウクライナ当局者らが出席する追加協議を開くことで合意したと伝えた。
ウィトコフ氏は特にモスクワ会談について、「これまで効果がなかったアイデアが検討された」とし、「持続可能な平和のために何が必要かを考えさせられた」と述べた。
彼は特にプーチン大統領が多くの質問をしたとし、「大きな進展が見られた」と強調した。
米特使団の移動期間中、プーチン氏とゼレンスキー氏は、両国の首都に対する攻撃を3日間一時的に中断することで合意した。しかし空爆や前線での戦闘は依然として続いている。ウクライナ軍当局はロシアのリャザン製油所とロストフ・ナ・ドヌ飛行場をドローンで攻撃したと明らかにし、ロシアもまた100機以上のドローンとミサイルでウクライナ全域を空襲するなど、流血の衝突が続いているとBBCは伝えた。
