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2026年8月26日(水) 東京 --

米CIA長官がモスクワ訪問、ロシア側と会談か 目的は不明

引用:depositphotos
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米中央情報局(CIA)のジョン・ラトクリフ長官が25日(現地時間)、ロシアのモスクワを訪問したことが分かった。米CIA長官がモスクワを直接訪れ、ロシア政府の関係者と会談するのは異例だ。

米CBSニュースは同日、米空軍のボーイングC-17AグローブマスターIII輸送機がモスクワの空港で目撃され、この航空機がラトクリフ長官の訪問に関連している可能性があると報じた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)やアクシオスなど複数のメディアも、CIA長官の訪問を確認したと伝えた。ウクライナの独立系メディアであるウクラインスカ・プラウダは、米国政府がウクライナ政府に対し、CIA長官の訪問中はモスクワやサンクトペテルブルクを攻撃しないよう要請したと報じた。

同日、SNSにはC-17A輸送機や米政府の外交車列を目撃したとの投稿が相次いだ。この車列はその後、モスクワ市内でも目撃された。航空機の追跡サービス「フライトレーダー24」によると、米国からラトビアのリーガを経由してモスクワに向かった航空機には、C-17AのほかC-40Bもあったという。C-40Bはその後リーガを出発し、大西洋を横断して米メイン州に向かっており、ラトクリフ長官がC-40Bに乗り換えた可能性も指摘された。ただ、ラトクリフ長官が実際にどの航空機に搭乗していたのか、どのような任務を帯びていたのかは正確には確認されていない。

ラトクリフ長官の訪問について、米政府はロイター通信やCBSなどに特段のコメントを出していない。クレムリン(ロシア大統領府)のドミトリー・ペスコフ報道官は同日、記者団に対し「午前10時ごろに着陸した航空機についての情報はない」と述べた。また、モスクワでは今週、ロシアと米政府当局者との会談は予定されていないとしていた。

引用:フライトレーダー24
引用:フライトレーダー24

米CIA長官が最後にロシアを訪問したのは2021年11月だった。当時、米国のジョー・バイデン前政権でCIA長官を務めていたウィリアム・バーンズ氏は、ロシアによるウクライナ侵攻を警告するためモスクワを訪れた。WSJによると、バーンズ氏はモスクワに約4時間滞在したという。

今回の訪問理由は依然として明らかになっていない。これに先立ち、WSJはロシアが北大西洋条約機構(NATO)の結束を試す計画を進めているとの情報を米国が入手したと報じている。こうした計画について警告を伝えるため、CIA長官がモスクワを訪れた可能性があるとの見方が出ている。捕虜交換の問題や、ウクライナ戦争の終結に向けた協議が目的だった可能性もある。

米国家情報長官(DNI)のベス・サナー元副長官はWSJに対し、「『我々はあなた方が何を考えているのか把握している。やめておいた方がいい』と伝えるためだった可能性もある」と述べた。サナー元副長官は、ラトクリフ長官がイラン戦争におけるロシアの役割を巡るメッセージを伝えた可能性にも言及した。

引用:フライトレーダー24
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