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2026年9月8日(火) 東京 --

「3時間協議しても和平の突破口なし」トランプ特使がプーチン氏と会談、ウクライナ訪問で交渉再開へ

引用:ニューシス
引用:ニューシス

ドナルド・トランプ米大統領の特使であるスティーブ・ウィトコフ氏と、トランプ大統領の長女の婿ジャレッド・クシュナー氏が相次いでロシアとウクライナを訪問し、しばらく膠着状態に陥っていた和平交渉の再開に乗り出した。米中間選挙のキャンペーンが本格的に始まる労働者の日(9月7日)を前に行われた今回の訪問について、11月の選挙を前に外交的な成果を急ぐトランプ大統領の戦略的な動きとの見方が出ている。

5日(現地時間)、ロイター通信などの海外メディアによると、米代表団は同日、ロシア・モスクワのクレムリンでウラジーミル・プーチン大統領と3時間余りにわたり、ウクライナ戦争の終結策について協議したという。代表団のモスクワ訪問は、これに先立ちジョン・ラトクリフ米中央情報局(CIA)長官がロシアを非公開で訪問したのに続き、10日ぶりに実現した。

米国側の主要人物が相次いでロシアを訪問したものの、プーチン大統領は依然として戦争を止める意思がないとの立場を示している。プーチン大統領は米代表団との会談で、米国側の仲介努力を高く評価しながらも、ウクライナ戦争については「我々が今日取り組まなければならない状況は容易ではない」と述べ、慎重な姿勢を示した。ロシアとウクライナは今回の会談を機に、3日間にわたって相互攻撃を停止することで合意したが、会談直前まで両国は激しい攻防を続けていた。

ユーリ・ウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は同日の会談後の記者会見で、米代表団が「合意に至る可能性のある複数の案についてアイデアを提示した」と明らかにした。ホワイトハウスも公式声明で、「(双方が)今後数週間以内に発表される次の段階に向けた具体的な計画について協議した」と発表した。ただし、双方とも具体的な会談内容は明らかにしなかった。

プーチン大統領との会談を終えた米代表団はモスクワを離れ、6日にはウクライナのキーウでウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談を続けた。米代表団がキーウを直接訪問したのは、2022年の戦争勃発後、今回が初めてとなる。

米代表団が両国を相次いで訪問し、和平交渉を再び動かし始めたものの、戦争終結の条件をめぐるロシアとウクライナの立場の隔たりは依然として大きい。ロシアはウクライナに対し、ロシアが領有権を主張するドネツク、ルハンシク、ザポリージャ、ヘルソンの4地域全域をロシアに譲渡し、北大西洋条約機構(NATO)への加盟計画を放棄するよう要求している。一方、ウクライナはこれを決して受け入れられないとの立場を堅持しており、今回の訪問が実質的な突破口を開くことができるかは未知数だ。

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