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2026年9月9日(水) 東京 --

イラン前大統領、「終戦を問う国民投票」を提案…名誉ある形で戦争を終えるべき

ハサン・ロウハーニー前大統領…イランの穏健・実務派を代表する政治家

引用:ウォールストリートジャーナル
引用:ウォールストリートジャーナル

イランのハサン・ロウハーニー元大統領が、戦争を終結させるかどうかを問う国民投票を提案し、国民の多数が望むのであれば戦争を終わらせるべきだと訴えた。

8日付の英紙テレグラフによると、ロウハーニー前大統領は最近、あるイベントで「まず、国家的な目標の枠組みを明確に定め、それを国民に示すことが何よりも重要だ」と述べ、「国民が受け入れるのであれば、喜んで戦争を続ける。そうでないのであれば、我々がそれを受け入れない理由があるのか」と語ったという。

彼は自ら「国民投票」という言葉を使ったわけではないが、イランの現地メディアは事実上、国民投票による意思確認を求めたものと解釈した。

ロウハーニー前大統領はまた、「戦争による被害を復旧し若者や投資家に希望を与えるためには、大多数の国民の意思に従い、名誉ある形で戦争を終結させるべきだ」とし、「今、マイクを握って騒ぎ立てているごく一部の人々が、イラン全体の民意を代表しているわけではない」と指摘した。

彼は2013~2021年に大統領を務め、イラン核合意(JCPOA・包括的共同行動計画)の成立に大きく貢献した。イランの穏健・実務派を代表する政治家の一人で、2018年に核合意がドナルド・トランプ米大統領による一方的な離脱によって事実上破棄されると、イラン国内の強硬派から標的にされることもあった。

今回の発言についても、強硬派寄りのイランのファルス通信は、「単なる無知から出た言葉ではなく、自分が何を言っているのかを正確にわかっている」とし、「決して看過できない危険な発言だ」と批判した。

イラン憲法では、議会の議決と最高指導者の承認により、非常に重要な立法や国家の重大事、憲法改正について国民投票を実施することができる。イスラム革命直後の1979年にイスラム共和国体制が樹立される過程で2度、1989年には最高指導者の権限調整などに関する憲法改正をめぐって国民投票が実施された。

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