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2026年8月21日(金) 東京 --

「売上1兆円でも株価急落」マスク氏のスペースXに何が起きた?! AI巨額投資に市場が警戒 

引用:ニュ-シス
引用:ニュ-シス

スペースXは、上場後の初となる四半期決算で売上高が約1兆円規模に達する大幅な増収を記録したにもかかわらず、株価は急落した。好調な業績とは裏腹に、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)開発への巨額投資が明らかとなり、収益性の悪化を懸念する投資家の不安が一気に高まったためだ。

スペースXは4日(現地時間)、第2四半期(4~6月)の売上高が78億ドル(約1兆2,300億円)に達し、市場予想を大きく上回ったと発表した。1株当たり利益(EPS)のEPSの赤字幅も市場予想より小さく、赤字縮小となった。

一方で、市場が注目したのは巨額の資本支出だった。第2四半期の資本支出は183億7,000万ドル(約2兆8,900億円)に達し、前年同期の6倍以上に膨らんだ。このうち158億3,000万ドル(約2兆4,900億円)がAI関連分野への投資に充てられた。

マスク氏は同日の決算説明会で、月面に大規模な加速装置を設置する計画や、来年には「スターシップ」を毎日打ち上げる構想など、独自の大胆な宇宙探査計画を相次いで明らかにした。また、スペースXがAIインフラ構築に最適な企業だと強調し、「今年末までに年間換算売上高1,000億ドル(約15兆7,400億円)を達成する」と自信を示した。

しかし、市場の反応は冷淡だった。今後2四半期も今回と同規模の巨額な資本支出が続くとの会社側の見通しは、膨張し続けるAI投資への懸念を一段と強めた。

SF映画のような未来構想よりも、目先の巨額なAI投資による収益悪化を懸念した投資家が売りに動いたことで、通常取引で9%以上上昇していたスペースXの株価は、時間外取引で8%超下落した。

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