ゼレンスキー氏「ロシアとの終戦交渉を再開」…プーチン氏を含む3者協議が再び動く可能性

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが戦争終結に向けた交渉を再開する意志を示したと明らかにした。
米国は今冬を控え、緊張緩和のための具体的な提案を提示し、仲裁を加速させた。
ゼレンスキー大統領は8日(現地時間)、米ネットメディア「アクシオス(Axios)」とのインタビューにおいて、最近モスクワを訪問して戻った米国のスティーブ・ウィトコフ、ジャレッド・クシュナー両特使から、「ロシア側が交渉プロセスを進展させる方策を議論する用意があるとのメッセージを受け取った」と語った。
米側は、エネルギーおよび電力施設の保護、穀物輸送、石油・ガス輸出問題などを含め、今冬前後に緊張を緩和できる多角的な措置を提案したことが明らかになった。
これに先立ち、ウィトコフ、クシュナー両特使は今月5日にモスクワでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した後、翌日にウクライナのキーウへと移動し、欧州側の代表団と共にゼレンスキー大統領と面会した。ウィトコフ特使は「今回の歴訪を通じて、終戦に向けた追加の3者会談を推進する上で相当な進展を成し遂げた」と評価した。
これまで両国間の終戦交渉は、領土問題や安全の保障案などを巡る見解の相違により、数カ月間にわたり膠着状態が続いた。
クレムリン(大統領府)も対話再開の可能性を示唆した。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、米国、ロシア、ウクライナ間の3者協議の再開を排除しないとしながらも、「日時や場所を論じるにはまだ早い」と一線を画した。続けて、プーチン大統領と米国のドナルド・トランプ大統領による電話会談の可能性にも含みを持たせた。
