Appleの「オールガラスiPhone」計画巡り見方割れる 中止報道に反論も
「Apple、『オールガラスiPhone』計画頓挫…折りたたみ式もニッチ製品」

AppleがiPhone発売20周年に向けて準備していた「オールガラス(all-glass)iPhone」の発売計画を取りやめたのに続き、折りたたみ式iPhoneもニッチ製品にとどまるとの見方が出ている。
米投資銀行ジェフリーズは、これを根拠にApple株の投資判断を「アンダーパフォーム(中立以下)」に引き下げた。
10日(現地時間)、MarketWatchによると、エディソン・リー氏率いるジェフリーズのアナリストチームは同日の報告書で、Appleが準備してきたオールガラスiPhoneが生産歩留まりの問題で中止されたと明らかにした。
ジェフリーズは、このモデルが来年9月に発売され、平均販売価格は2,060ドル(約32万8,000円)に設定される予定だったと伝えた。これは、現在999ドル(約15万9,000円)からとなっているiPhone 17 Pro Maxよりはるかに高い価格だ。
ジェフリーズはサプライチェーン調査を根拠に、今回の中止について、新たなフォームファクターをiPhoneに導入して平均販売単価(ASP)を引き上げようとするAppleの計画にとって「重大な支障」だとした。
リー氏は、価格と利益率を拡大するために残された原動力は今秋の発表が予想される折りたたみ式iPhoneだけだとし、この製品もニッチ製品にとどまると予想した。
リー氏は、メモリー価格上昇の影響で「iPhone 18 Fold」の価格がストレージ容量に応じて2,199ドル(約35万円)から3,099ドル(約49万4,000円)の間に設定される可能性があるとした。
これは、市場の一部で折りたたみ式iPhoneが強い初期需要を呼び込み、Appleの成長の原動力になるとの期待が出ていたのとは異なる見方だ。
しかし同日、ブルームバーグ通信は事情に詳しい関係者の話として、AppleはオールガラスiPhoneの計画を中止しておらず、iPhone発売20周年に向けたガラス中心のデザイン刷新を依然として進めていると報じた。
情報筋によると、Appleは来年のiPhone Proモデル(内部名「V73」、「V74」)に新しいガラスデザインを採用する計画だ。前面と背面にガラスを使用し、側面を曲面処理する一方、中央部分を金属バンドで囲む方式だ。
ブルームバーグ通信は、新しいiPhoneのデザインは通常、発売の約1年前に確定されることから、2027年モデルの計画はすでに本格的なテスト段階にあると伝えた。
