米国、4月の休戦後もイラン空爆繰り返す…8月までに少なくとも14回
5月25日から8月30日まで断続的に攻撃…イランも中東の米軍施設に報復

米国とイランが4月に休戦に合意した後も両国間の軍事的衝突が続き、米国によるイランへの空爆が少なくとも15回に上ったことが分かった。
31日(現地時間)、アルジャジーラによると、米国は4月8日に最初の休戦が発効して以降も、緊張が高まるたびにイラン領土への空爆を実施した。
攻撃は5月25日、5月27日、5月30日、5月31日、6月2日、6月5日、6月9日、6月10日、6月26日、6月27日、7月7日、7月8日、7月11~23日、8月30日にそれぞれ行われた。
特に7月11日から23日までは13日連続で、イランの軍事目標に対する米軍の空爆が続いた。そのため、各日の攻撃を個別に数えれば、米国の空爆回数は14回を大きく上回る。
米軍の攻撃対象は、レーダー基地や防空システムをはじめ、ドローンやミサイル関連施設だった。米中央軍(CENTCOM)は、こうした軍事行動はイランの脅威や攻撃に対応するための措置だと説明した。
米国とイランは6月17日にも新たな休戦合意に達したが、その後、双方が相手側に休戦違反の責任があると主張し、交戦が再開された。ドナルド・トランプ米大統領はその後、この休戦合意はもはや有効ではないと宣言した。
さらに7月には、米国の軍事作戦が数夜にわたって連続して行われ、両国間の衝突が大きく激化した。
イランも米国の攻撃に対抗し、中東地域の米軍関連施設をミサイルやドローンで攻撃した。ヨルダンやバーレーン、クウェート、カタールなどにある米軍施設を攻撃したほか、ホルムズ海峡では商船の運航を妨害する措置も取った。
直近の攻撃は8月30日、イラン南部のララク島で行われた。米国はララク島にあるイランのミサイル発射台2か所を攻撃した。
このように、4月の休戦以降も米国によるイランへの空爆とイランの報復攻撃が繰り返され、両国間の休戦は事実上、不安定な状態にある。特に世界の主要な原油輸送路であるホルムズ海峡を巡る軍事的緊張が高まる中、さらなる衝突への懸念も強まっている。
