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2026年8月21日(金) 東京 --

米ヘッジファンド、1カ月で67%下落…AI株急落で高レバレッジのリスク露呈

米ヘッジファンドSituational Awareness、1カ月で67%下落

投資資金の80%を借金で…高レバレッジ戦略が「ブーメラン」に

「お金を失わないこと」…「バフェット式の投資原則」に再び注目

引用:ニュ-シス
引用:ニュ-シス

累積リターン1,000%を記録し、ウォール街で大きな注目を集めていたヘッジファンドがわずか1カ月で67%急落し、米バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長の投資原則が再び注目されている。過度なレバレッジは短期的に高い収益を上げられる一方、致命的な損失にもつながり得ることを示したとの評価だ。

7日(現地時間)、Business Insider(BI)によると、米ヘッジファンドSituational Awarenessは先月、人工知能(AI)関連株の急落でマージンコール(追加証拠金の要求)を受け、保有する上場株式の大半をシタデルに売却した。

元OpenAI研究員のLeopold Aschenbrenner氏(25)が率いる同ファンドは、設立から2年で運用資産450億ドル(約7兆1,200億円)規模に成長し、今年春までの累積リターンは1,000%に達した。半導体・電力・クラウドなどAIインフラ拡大の恩恵を受ける銘柄に投資する戦略で、5月までに手数料控除後270%の収益率を記録したこともあった。

しかし、AI関連株が急落し調整局面に入ると、レバレッジ投資の危険性が表面化した。Situational Awarenessは、投資資金5ドル(約790円)のうち4ドル(約630円)を借り入れるほどの「高レバレッジ戦略」を用いてきた。上昇相場では利益を大きく膨らませたが、下落相場では損失が急速に拡大した。

引用:ニュ-シス
引用:ニュ-シス

専門家らは、今回の事態が過度なレバレッジの危険性を示すと同時に、「バフェット式の投資原則」の重要性を浮き彫りにしたと評価した。

「投資の達人」と呼ばれるバークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長は、数十年にわたり十分な現金を保有し、投資機会を待つ戦略を貫いてきた。実際、バークシャー・ハサウェイの現金同等物は、バフェット氏のCEO在任最後の2年間で3,700億ドル(約58兆5,600億円)規模に増加した。

バフェット会長は特に「第一の原則はお金を失わないこと。第二の原則は第一の原則を忘れないことだ」と強調した。また、割高だと判断した株式を無理に買わず、自社株も価格が高いと判断すれば買い戻しを中止した。

Gerber KawasakiのCEOを務めるRoss Gerber氏は「目標はできるだけ早く金持ちになることではなく、稼いだお金を守れる方法で資産を増やすことだ」とし、「バフェット氏は無理な借り入れをせずとも、長期にわたり高い収益率を上げられることを示した」と述べた。

映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の実在モデルで、世界金融危機を予見したマイケル・バリー氏も「若い投資家はレバレッジとオプションで大きな利益を上げた後、上昇トレンドを過信することが多い」と指摘した。

米国の伝説的投資家で、バフェット氏のパートナーだったチャーリー・マンガー氏は生前、「レバレッジは、賢い人でさえ破産させる数少ない方法の一つだ」と警告していた。

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