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2026年9月5日(土) 東京 --

「トイレは1学期1回?」高校が校則案 批判受け導入見送り

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

中国のある高校が、授業中の生徒のトイレ利用を1学期に1回だけに制限する方針を検討していたことが分かった。

2日、現地メディアの紅星新聞などによると、中国・広東省のある高校は最近、授業中のトイレ利用について、緊急の場合に限り「1学期につき1回」のみ認めるとする校則案を告知した。

規則案には、生徒が2回目にトイレを利用した場合は保護者に学校への来訪を求め、3回目には懲戒処分を科すという内容も盛り込まれていた。

さらに、教室内の規律管理の実績を教員の昇進や表彰などの人事評価に直接反映させる方針も含まれており、議論がさらに広がった。

この告知がSNSを通じて拡散すると、現地では批判の声が相次いだ。

多くの利用者からは、「基本的な生理現象まで懲戒の対象にするのは過度な人権侵害だ」「腹痛や体調不良が起きた場合はどう対応すればいいのか」など、学校側の行き過ぎた管理を問題視する声が上がった。

教員の人事評価と、生徒の生理的な行動の管理を結び付けている点についても、不適切だとの指摘が出た。

一方で、「休み時間を利用せず授業中に教室を離れる行為は、学習環境を乱す可能性がある」として、学校側の問題意識に一定の理解を示す意見も一部で見られた。

波紋が広がると、学校側はすぐに対応に乗り出した。

学校関係者は、「授業への集中度と学習秩序を高める目的で検討された案にすぎず、最終的に確定した方針ではなかった」と説明し、「この規則は最終的に導入しないことを決めた」と明らかにした。

現地メディアは、「トイレ利用を口実にした無断離席を防ごうとする意図は理解できるものの、生徒の基本的な生理的要求を一律に制限する方法は教育的とは言い難い」と指摘した。

そのうえで、「生徒一人ひとりの事情を考慮した柔軟な生活指導が必要だ」と伝えた。

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