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2026年8月31日(月) 東京 --

AI時代に逆行!若者が伝統工芸に目覚める

引用:ユトイメージ
引用:ユトイメージ

人工知能(AI)が事務職やクリエイティブな仕事を急速に変える中、イギリスの若者の間で、コンピューターの前で働く仕事の代わりに製本や金属工芸などの伝統工芸を学ぼうとする人が増えている。AIが容易に代替できない「手仕事」を新たな職業として選択する傾向が強まっている。

イギリスのガーディアンは27日(現地時間)、AIの普及により新人会計士やソフトウェアエンジニア、弁護士などの事務職の仕事が揺らぐ中、若い労働者が伝統工芸に関心を示していると報じた。

27歳の政治学専攻者エリン・ロウリーは大学卒業後、デジタル分野ではなく、イギリスのシュロップシャーにある「ルードロウ・ブックバインダーズ」で製本工の見習いとして働いている。彼女は画面を長時間見ることが好きではなかったと述べ、常にもっと具体的な仕事をしたいと思っていたと語った。

製本作業は、ビクトリア時代から使用されているプレスや箔押し機などを用いて、ほとんどが手作業で行われる。ルードロウの最高経営責任者(CEO)ポール・キッドソンは、イギリスで手作業で本を製本する職人は50人も残っていないと推定した。彼は、1980年代初頭に公式な見習い制度が廃止されて以来、業界が自ら人材を育成しなければならない状況になったと説明した。

伝統工芸を学ぼうとする若者が増える中、見習い生の競争も激化している。アート金属工芸会社「コックス・ロンドン」では、今年、見習い生2人を採用するために160件を超える応募があった。この会社で見習いとして働くナジパ・タバソンは、AIは熟練した手作業を代替するというよりも、熟練した技術をより効果的に活用できるよう支援するツールになり得ると語った。

ロンドンの国立劇場でも、かつら製作や衣装、小道具、金属工芸などを学ぶ技術見習いコースに応募者が殺到した。最近では、1つの職位に728件もの応募があった。ただし、AIが作成した応募書類も大量に届いたため、スタッフがすべての応募書類を直接確認するのが困難な状況も発生した。

AIが急速に仕事の形態を変える中、若者たちはむしろ、機械が容易に模倣できない人間の手技と経験に注目している。伝統工芸が新たな「AI時代の職業」として台頭しつつある。

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